信州・高山村「黒部のエドヒガン桜」〜孤高の気高さを漂わせる一本桜
長野県上高井郡高山村にある孤高の一本桜です。
田園風景の広がる高台に立ち、濃い花の色が特徴。
樹齢推定500年、幹周約7m、樹高約13m。
信州「高山五大桜」のなかで唯一のエドヒガンザクラで、最後に見頃をむかえます。
夕暮れ時の「黒部のエドヒガン桜」です。
桜の上側に広い駐車場があり、桜と水田を俯瞰することができます。
遠くにはシルエットになった北信五岳がみえました。
左から飯縄山、高妻山、黒姫山。
写真の左側に通路があり、ライトアップされる正面になっています。
正面から見ると綺麗な半円に見えます。
この位置からだと左側に重心があるような形になっています。
高山村の民家を見守る一本桜。高台にあり開放感に溢れた場所です。
この桜は見る角度によって形がかなり変わります。
この位置から見ると右に長い感じになっています。
ちょうど背後に山の木々が入り、桜が浮き上がるような写真になります。
桜の花びらがピンクと白系の2色に見え、立体感のある桜の写真になりました。
夕暮れ時になると観光客は減り、桜の周りに人がいない時間帯もできました。
カメラマンは10名以上いました。
日没が近くなるとライトアップが始まります。
ライトアップされて浮かび上がる桜が綺麗です。
街の灯りとライトアップされた桜のバランスが素敵でした。
山々のシルエット、上空を流れる雲が良い味を出してくれています。
ライトアップにより桜が立体的に見え、その存在感が強くなりました。
風が無い日だったので、スローシャッターでも枝がブレずに撮影することができました。
ライトの光芒が綺麗です。
漆黒の夜空に浮かぶ「黒部のエドヒガン桜」
均整のとれた扇状の樹形、近くで見ると存在感があります。
幹の前に桜の枝がないので、複雑な形状の幹がよく見えます。
人口の光が少ない場所にあり周囲は真っ暗になります。
ライトアップ終了後は、満天の星空と桜を撮影することができます。
「黒部のエドヒガン桜」へのアクセス
写真の建物は高山村役場。
役場前から「黒部のエドヒガン桜」駐車場までの道のりを写真で説明します。
この道路を左側に進みます。
高山村役場付近には「和美(なごみ)の桜」という姿が美しいシダレザクラがあります。
桜の前にはピアノが置かれていて、夜はライトアップが行われています。
ひとつ目の交差点を左折して坂道を登っていきます。
少し進むと右側に、一本のしだれ桜があります。
「二ツ石のしだれ桜」です。
坂道を登りきると長野県道112号線「万座道路」に合流します。
「止まれ」の標識があるT字路を右折します。
右折するとすぐ、左に入る道があります。
ここを左折します。
「黒部のえどひがん桜」という看板が出ていました。
センターラインの無い民家の中を通る道路です。
良く晴れた日は、この辺りから北アルプスが一望できます。
夜は長野市周辺に広がる善光寺平の夜景が見えます。
「信州高山桜まつり」期間中なので村内各所にピンクの、のぼりが立っていました。
しばらく直進して林の裏側の山へ向かいます。
道幅が狭いので注意して左に進みます。
写真の奥に小さな桜が見えます。
このT字路を左折します。
民家を通る細い道を抜けると視界が開けます。
右に入る道があるのでそちらに進みます。
小さい案内板がありました。
写真右奥に見えるのが「黒部のエドヒガン桜」です。
濃いピンクの江戸彼岸桜が正面に見えます。
歩行者専用の道路になっているので直進はできません。
駐車場への道は左になります。
少し進むと右側に上っていく道があるので、そちらに進みましょう。
ここも案内板が設置されています。
田園地帯の農道。左右の水田は棚田になっています。
坂の上の駐車場には、複数の種類の桜の木が植えてあります。
駐車場の入口です。
駐車場は土なので砂埃が凄いです。
ゆっくりと走りましょう。
駐車場は広く、菜の花畑がありました。
簡易トイレも設置されていました。
駐車場から「黒部のエドヒガン桜」を望む。
桜の時期は奥に見える残雪の山々に夕陽が沈んでいきます。
朝、昼、夕、夜、違ったシーンで撮影を楽しむことができます。