谷川岳の絶壁「一ノ倉沢・マチガ沢・幽ノ沢」を散策

谷川岳の一ノ倉沢を訪ねてきました。
片道1時間程の散策で、谷川岳の絶壁を楽しめる絶景スポットです。
都心からも近く、荒々しい山の姿の写真を撮影できる貴重な撮影スポットでした。

谷川岳の象徴となっている一ノ倉沢。
その岩壁は訪れる人々を圧倒します。

過去にはクライミングの初登攀を競い、約800人近くの死者が出ています。日本の登山界においてここは特別な場所のようです。
現在では登山道具の飛躍的進歩により、滑落死は少なくなったそうです。

そんなド迫力の岩壁を見てみたくなったので、一ノ倉沢に行ってみました。一ノ倉沢の下までは歩いて簡単に行くことができます。

一ノ倉沢(谷川岳)に向かうには、関越自動車道の水上ICを降りて、国道291号線を北上します。

「湯檜曽温泉」前を通過し、「谷川岳ロープウェイ」を目指します。谷川岳ロープウェイから先はマイカー規制となっており、車はロープウェイの駐車場に停めることになります(有料)。

この区間は乗合バスが走っており片道500円で一ノ倉沢まで行くことが出来ます。

遊歩道の説明

遊歩道で最初に出てくる沢が「マチガ沢」、その次が「一ノ倉沢」、さらに先が「幽ノ沢」になります。

ロープウェイから一ノ倉沢までは舗装道です。はじめに何個かのカーブを登りますが、そこからは比較的平坦な道になります。

ロープウェイからマチガ沢 1.7km 徒歩30分
マチガ沢~一ノ倉沢 1.6km 徒歩25分
一ノ倉沢から幽ノ沢 徒歩20分

一ノ倉沢出合いにはバス停とトイレがあります。

ロープウェイ駅から出発

[ マチガ沢 ]

ロープウェイ駅を出て道路を歩き出すと、谷川岳登山指導センターの建物があります。

谷川岳に登る人はここで登山計画を出します。

この建物の近くに、谷川岳の歴史などを展示した施設がありました。山の本や、昔の山の道具などが沢山展示されていて帰りに寄って楽しみました。お勧めです。

[ マチガ沢 ]

林の中を登って行きます。
夏でも木々で太陽が遮られ、直射日光はあまり当たりません。
自動車が2台分程度の幅があり、綺麗な舗装路です。

[ マチガ沢 ]

しばらく歩くと「西黒尾根登山口」が出てきます。

谷川岳に登るのには、初心者はロープウェイで天神平まで行きますが、中上級者はこちらの登山道を利用するようです。

ここは日本三大急登などとも言われていて、鎖場がある険しい道のようです。
スタート地点から急登をうかがわせるような傾斜でした。

一ノ倉沢はでは2.6kmと書いてあります。

[ マチガ沢 ]

谷川岳・一ノ倉沢の案内がありました。

大体の位置関係を把握することができます。

マチガ沢

[ マチガ沢から望む谷川岳 ]  正面に谷川岳が見えてきます。

ベンチと看板、そして山が見えてきました。

マチガ沢に到着したようです。

ここがひとつ目の撮影ポイントになります。

正面中央に谷川岳の雄姿が入ります。

[ マチガ沢 ]

マチガ沢の案内板です。

その昔、マチガ沢の出合いには三軒程宿があったらしく、畑や墓石が残っています。清水峠を越えて越後から山道を夕暮れ時に下ってきた人が、このあたりで灯火を目にして「ああ、町が見える」と喜んで発した言葉が、マチガ沢の由来といわれています。(案内板より)

ここは越後へ抜ける道になっていたんですね。今は高速道路で簡単に行けますが、昔は山越えだったので大変だったと思います。

[ 雄大な谷川岳 ]  マチガ沢からの谷川岳です。

マチガ沢から谷川岳を見上げますが、ここはそれほど絶壁という感じではありません。
山の迫力は感じます。

[ マチガ沢 ]

マチガ沢周辺の岩場には、岩登りを練習したような後がありました。
この岩は練習にはちょうど良い高さだと思います。

[ マチガ沢 ]

谷川岳は見ているだけで惚れ惚れとします。
2,000メートル程度の山ですが、3,000メートル級の北アルプスのような荒々しさを見せてくれます。

[ マチガ沢 ]

マチガ沢出合いのところは、やはりちゃんと沢になっていました。
水は流れていませんでしたが、雨が降ると水が流れる感じでした。
ゴロゴロと石が転がっています。

一ノ倉沢

[ 一ノ倉沢 ]

マチガ沢から25分ほど歩くと、一ノ倉沢に辿り着きます。
大きな案内板があります。
ここがふたつ目の撮影ポイント。本日のメインポイントになります。

[ 一ノ倉沢 ]

案内板には分かりやすく岩の名前が書いてあります。
正面左の「S」というのが有名な「衝立岩」と呼ばれる絶壁です。

[ 一ノ倉沢 ]

一ノ倉沢出合に近づくと、目の前に大迫力の谷川岳が見えます。
凄い迫力ですね。思わず見上げてしまいます。人を寄せ付けないような威圧感を感じました。

[ 一ノ倉沢 ]

正面に衝立岩が見えます。縦構図だと山の高さが強調されますね。
雪渓も見えます。雪渓があることは知らなかったので驚きました。

[ 大迫力の一ノ倉沢 ]  絶壁の間に雪渓が見えます。垂直に近い大きな壁がロッククライミングで有名な衝立岩。

標高2,000m程度の山とは思えないほどの容姿。斜めから光が当たっているので、とても立体的に見えます。
死者だけで約800人と言われているので、ここを挑戦人はどれくらいの人数になるのでしょうか?
登山家たちの夢、挫折、魂が伝わってくるようです。
望遠レンズでアップにすると驚きの迫力ですね。
ファインダー覗いていて楽しいです。

一ノ倉沢の光芒

[ 一ノ倉沢 ]

ひとつ先の幽ノ沢まで見に行って戻ってきたときに、雲の間から光芒が出てきました。
荒々しさがさらに強くなっていました。

[ 一ノ倉沢 ]

幻想的な光景でした。
斜度があるので、山頂から光芒が降り注ぐように谷に入ってきます。
大きな雲が出ていたので、こんな素敵な風景に出会うことができました。

[ 一ノ倉沢 ]

こちらの写真も幽ノ沢からの帰り道に撮影したものです。
光芒が出ていたので、急ぎ足で一ノ倉沢に近づきました。
空から何かが登場してくるような感じの光芒です。

[ 一ノ倉沢の光芒 ]  雲の隙間から光芒が降りてきました。

周囲は雲で暗くなり、一ノ倉沢だけが光を浴びています。一ノ倉沢は光の当たり方によって、様々な表情を見せてくれそうです。何度も訪れたい場所です。

幽ノ沢

[ 幽ノ沢 ]

一ノ倉沢から幽ノ沢に向かいます。一ノ倉沢までで舗装道は終わり、ここからは山道になります。
しかし平坦な道なので、歩くのは楽です。

[ 幽ノ沢 ]

幽ノ沢の出合です。石がゴロゴロしています。
ここまで一ノ倉沢から1.1km程です。
一ノ倉沢まで来る人は多かったですが、幽ノ沢まで来る人はかなり少ない感じでした。

[ 幽ノ沢 ]

マチガ沢と似たような景色です。
大きな飛び出た岩があるのが特徴的です。
一ノ倉沢を見た後だと、迫力には欠けます。それでここまで来る人は少ないのかも知れません。
ここが三つ目の撮影ポイントになります。

[ 幽ノ沢からの谷川岳 ]  谷川岳のパノラマを味わえます。

一ノ倉沢に比べて迫力は落ちますが、谷川岳をワイドに写すことが出来ました。

撮影後記

ロープウェイ乗場から乗用車通行止の道路を歩くという簡単なアプローチで一ノ倉沢の絶景を満喫することができました。スタートから数回のカーブが登りというだけで、後は平らな道がずっと続きます。
一ノ倉沢の紅葉の絶景は有名なので、紅葉の時期にもう一度撮影に来てみたいです。

撮影スポット詳細

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