飽海三名瀑のひとつ「一の滝・二の滝」を散策
一の滝・二の滝は鳥海山の南麓の山形県遊佐町にあります。
この滝の奥は「月光川渓谷」と呼ばれています。
「玉簾の滝」「十二滝」とともに、飽海三名瀑のひとつに数えられています。
鳥海山の豊富な水源によりこの地域には数多くの滝があり、滝めぐりが楽しい場所になっています。
一の滝へは10分程度、二の滝へは一の滝から20分程度です。
一の滝はエメラルドグリーンの滝つぼが特徴的です。二の滝は横幅があり豪快さがあります。
鳥海山麓を訪れた際にお勧めの撮影スポットです。
遊歩道の案内板です。
一の滝・二の滝までは散策程度で行くことができますが、三の滝より奥は登山道になるそうです。
道なりにのぼっていくと、左側に駐車場が出てきます。
案内板があるので、わかりやすいと思います。
駐車場は20台程度は駐車できるスペースがあり、トイレ・休憩所があります。
この写真の右奥には湧き水があり、散策の後は汗を流すことができます。
駐車場を出て道路のすぐ右側に赤い鳥居があります。
「二の滝遊歩道入口」と書かれた丸い案内板が立っています。ここは一の滝・二の滝・三の滝と幾つかの滝がありますが、「二の滝遊歩道」という名前が付けられているようです。
平坦な道が続きます。
一ノ滝までは簡単に行くことができます。こんな感じの道を5分程度歩きます。
遊歩道横に一の滝神社が見えます。
この近くに観瀑台への階段があります。
観瀑台への入口です。
「一ノ滝展望」と書かれています。
急な階段を下っていきます。
かなりしっかりとした作りです。
一の滝の撮影ポイントに到着です。
観瀑台から見た一の滝です。
岩盤の下側がくり貫かれたような感じになっています。
上側の岩と下の岩の色が違うので、写真写りが良い滝になると思います。
滝つぼはエメラルドグリーンでとても美しいです。
シャッタースピードを変えると滝の印象が変わります。
この写真ではほどほどに水の流れが見えるようにしてみました。
シャッタースピードを早めにして水を止めて写しました。
個人的にはこの滝はシャッタースピードを早くして水の流れを止めたほうが良いと思いました。
滝の上と手前の緑があると滝の白い水が目立ちます。
手前の緑の草は若々しく、夏の雰囲気を出してくれます。
水のエメラルドグリーンが綺麗なので、手前の草を入れて撮影しました。
夏の清流という感じの写真が撮れます。
一の滝から二の滝へ
一の滝を見終えたら、階段を登り、遊歩道をさらに奥へと進みます。
道は山道っぽくなってきます。
途中には休憩できるベンチがあります。
ここから二の滝までは10分です。
小屋のような建物があります。
入口が鳥居のように赤く塗られています。
二の滝の前に到着しました。
滝の正面には鉄製のしっかりとした橋が掛けられています。
滝までは距離がありますが、この橋の上から撮影すると滝の全体像を捉えることができます。
二の滝
二の滝は左右二つの流れに分かれています。
手前は大きな岩がゴロゴロしています。
橋から滝までは岩伝いに歩いていくことができ、当日は5人ほどのグループが滝の下で泳いで遊んでいました。
滝つぼ付近をアップで撮影しました。
大きな岩が滝の迫力をさらに強いものにしてくれます。
シャッタースピードを早くして、水の動きを止めてみました。
橋を渡って滝の右側から撮影しています。
斜めから光が入り、滝が立体的に写りました。
この滝はシャッタースピードは速めの方が、滝の良さを引き出せると思います。
二の滝の上の展望台へ
二の滝は滝の上に観瀑台があります。
滝の右側を登って行きます。
観瀑台に行く途中の道から撮影しました。
正面から見ると右側の流れは細く見えたのですが、ここから見ると少し太く見えます。
二本の滝が並んでいるように見えますね。
滝つぼも見えますが、一の滝と同様に綺麗な色をしています。
滝の横を一気に上るので、滝の横の道は急です。
途中には木が道に飛び出ていました。
二の滝上の観瀑台
二の滝の上に到着しました。
下はコンクリートで固められ、しっかりとした手すりが作られています。
上流部分は大きな岩がゴロゴロしています。
観瀑台からは構図は限られてしまいます。
滝の落ち口です。
迫力ある流れです。
こちら側も構図が限られます。
この先に進むと三の滝があるようです。
ここから先は登山道になるようなので、今回はここまでにしておきました。
写真撮影からすると、二の滝の上の観瀑台には登る必要が無いと思います。滝の落ち口しか撮影できません。
二の滝の下から滝を写すのに時間を使ったほうが良いでしょう。
一の滝、二の滝とも素晴らしい滝でした。