箱根「大観山」からの富士山撮影ガイド 〜芦ノ湖を埋め尽くす雲海と残雪の富士

富士山の撮影ポイントとして有名な「大観山」に行ってきました。箱根ターンパイクの終点地点の駐車場から撮影します。
眼下には芦ノ湖が広がり、その奥に富士山が見えます。富士山から近いので富士山が大きく見える撮影スポットになっています。
条件が良いと芦ノ湖に雲海が出ます。

芦ノ湖から大観山の撮影ポイントへの行きかたは、御殿場方面から国道1号線を走り、芦ノ湖畔を走ります。遊覧船乗り場近くの「箱根関所南」という交差点を左折し、県道75号線(通称:椿ライン)に入ります。

しばらく進むと箱根新道と交差しますが、そのまま75号線を進みます。
道なりに進むとMAZDAターンパイクのレストラン・駐車場が見えてきます。そこの駐車場が撮影ポイントになっています。

夜明けの撮影を狙う場合は「箱根関所南」の交差点を左折せずに、箱根峠方面へと直進すると「道の駅・箱根峠」がありますので、ここで仮眠を取るといいです。

芦ノ湖の湖畔から県道75号線を登ってくると、写真のようなMAZDAスカイラウンジが左手に見えてきます。(以前はTOYO TIRESビューラウンジでしたが、名称が変わりました)
道路を左折し、すぐ左手にある駐車場に入りましょう。

駐車場は広く、車を停めた前から撮影できます。
ここだけではなく、駐車場奥も公園になっており、そちらからも撮影可能です。
比較的場所取りには余裕があるのが良いところです。

眼下には芦ノ湖、奥には富士山という素晴らしい構図。
しかも車の傍で撮影可能という、贅沢な撮影スポット。
環境良すぎです!

駐車スペース後ろの、このスペースに三脚が並びます。
三脚を並べて、その後ろを人が通れるくらいの最適な幅です。

雲海出現

[ 大観山からの富士山と芦ノ湖の雲海 ]  芦ノ湖は雲海で埋まり富士山の上には星空が広がっています

到着したのが夜明け前なので、まだ空は暗く、星が出ています。
芦ノ湖には雲海が出ていたので、すぐに撮影を開始しました。
芦ノ湖の明かりが目立ちます。
駐車場は外灯があり、その明かりが写真に写ったりするので注意が必要です。
(この写真も右下にライトの光に照らされた木が写っています)

[ 大観山から見た富士山 ]  芦ノ湖の雲海が幻想的です。

駐車場の端から手前の山の斜面は、外灯の光が入ります。
広角気味に撮影すると、こんな感じの写真になります。
これはこれで面白い写真ですが。
左側の道路の外灯が特に目立ちますね。

[ 星空に見守られた富士山 ]  夜明け前の芦ノ湖と富士山

夜空に星がたくさん見えます。
雲海・富士山・星空と贅沢な景色です。

芦ノ湖の雲海と朝焼け

[ 静かな夜明け ]  ピンクと紫の空に浮かぶ富士山

さて、今日もショータイムのスタートです。
富士山の上がピンクとオレンジと紫のグラデーションになりました。
ここは富士山が大きく見えるので、富士山の存在感がある写真になります。
富士山の左右の稜線が綺麗に出ます。

[ 大観山からの紅富士 ]  紅富士と雲海

紅富士です。
山頂の雪が赤く染まりました。

[ 朝日を浴びる富士山(大観山から) No2 ]  富士山と空がピンクに染まります

明るくなってくると空のグラデーションが薄くなってきます。
まだ雲海は減らずに、芦ノ湖の上にたっぷりと溜まっています。

[ 大観山から見た富士山頂 ]  富士山頂が朝日を浴びています

山頂付近を望遠レンズ(500mm)で撮影しました。
登山道がはっきりと見えます。

[ 紅富士が終わり・・・ ]  空が明るくなって紅富士タイムが終わりました

朝焼けタイムはあっという間に過ぎ去ってしまいます。
辺りはだいぶ明るくなりました。
まだ富士山の周りはすこしピンク色が残っています。

朝焼け終了後

[ 水墨画の世界 ]  芦ノ湖の雲海に浮かぶ林

芦ノ湖の雲海が薄くなってきています。
うっすらと木々が頭を出してきます。
水墨画のような幻想的な写真を撮ることができました。

朝焼けが終わってしまうと、他のカメラマンはいなくなりましたが、しばらく粘ってみました。
雲海が消えないうちに芦ノ湖の湖畔に移動しようとも考えたのですが、本日はここで粘る選択をして良かったと思いました。

[ 雲の中の海賊船 ]  雲が少し晴れると芦ノ湖の海賊船が姿を現しました

海賊船出現。
芦ノ湖の雲海が消えてくると、湖畔の海賊船が見えるようになって来ました。
小さな船も見えてきます。
海賊船は被写体としてなかなか使えると思いました。

[ 朝もやの中の釣り人 ]  芦ノ湖の釣り船と釣り人

手前の山の稜線のシルエットと湖面のブルー・湯気のコントラストが美しいです。

撮影スポット詳細

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