八重が篭城した会津若松の名城「鶴ヶ城」を訪れる
NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台となっていた福島県の会津若松。せっかくの機会なので会津を旅してみました。鶴ヶ城には冬の裏磐梯撮影、春の滝桜撮影、夏の山形撮影の時に3回も寄ることになりました。
白銀・桜・緑の鶴ヶ城を楽しみ、さらにプロジェクションマッピングの鶴ヶ城まで楽しむことができました。
鶴ヶ城入り口
鶴ヶ城には大きく2つの入り口があります。こちらは福島県立博物館側の入り口です。周辺には駐車場があります。
この写真の鶴ヶ城の看板の右側にトイレがあります。
鶴ヶ城入り口の道路を挟んだ反対側には、「福島県立博物館」があります。
白い壁と黒い屋根のお城の雰囲気を取り入れた巨大な建物です。
入り口から少し進むと石垣に挟まれた通路になります。
歴史ある場所なので木が大きいです。
八重や白虎隊がいた時代からこれらの木はあるのでしょうか?
足を進めるとお堀が見えてきます。
この右側と左側にはテニスコートがありました。
天守閣には左に足を進めます。
テニスコートの先には赤い廊下橋が見えます。
あの橋を渡って本丸に進みます。
廊下橋
鶴ヶ城のシンボルのひとつでもある「廊下橋」が見えてきます。
現在は朱色の橋ですが、昔は屋根が付いた廊下のような橋だったことから「廊下橋」と呼ばれています。
この橋を越えると本丸に近づくので、石垣の高さも高くなってきます。
廊下橋の先に天守閣の頭が見えます。
鶴ヶ城の廊下橋の左右には20メートルの高さの石垣があります。長さが135メートルあり、東日本では最大の規模です。
弓なりの曲線を描いており「武者落とし」と呼ばれています。
お堀の左奥に大きな柳の木がありました。
この石垣は見事なので、お堀と石垣を入れた写真は撮影しておきましょう。
桜の季節のライトアップ時には、廊下橋からは夜桜を楽しめます。
お堀の上から桜がお堀に手を伸ばしているようです。
雪の中の廊下橋はこんな感じでした。
お城は雪の中の風景も素敵ですね。
武士の格好をした人がいます。
観光客との記念撮影に応じていました。
石垣沿いに歩いていくと、観光客が多くなってきました。
この石垣の先を左に曲がると本丸になります。
天守閣が間近に見えてきました。
本丸
本丸に入ると、天守閣へ登るチケット売り場があります。
写真真ん中の松の木の後ろから天守閣に入ります。
鶴ヶ城天守閣の入り口です。
城の建物の下の石垣の中に入り口がありました。
本丸を回りながら、鶴ヶ城天守閣の写真を撮影していきます。
「茶室麟閣」という建物があります。
千利休の子である、少庵が建てたといわれています。
入場料は大人200円です。
(風景撮影が目的だったので中には入りませんでした)
荒城の月の石碑付近(撮影ポイント)
本丸奥に、土井晩翠作詞・瀧廉太郎作曲の荒城の月の石碑があります。
この歌の構想となった場所の一つが鶴ヶ城のようです。
荒城の月の石碑から石垣を登ると、天守閣のビュースポットになります。
特に桜の季節は桜と天守閣が綺麗に写ります。
ここは事前に情報を知っていないとわかりにくいと思います。
天守閣がちょうど写るように桜の枝が抜けていて、思い通りの写真が撮れました。
茶壷櫓(撮影ポイント)
本丸奥の荒城の月の石碑から、石垣を登って左側に向かいます。
突き当たりに「茶壷櫓」という石碑があります。
ここが鶴ヶ城内での有名なビュースポットです。
廊下橋と忍者落としと言われる高石垣の写真を撮ることができます。
石垣には柵が無いので落ちないように気をつけて撮影しましょう。
桜の季節は写真のように沢山の桜が写ります。
本丸に入って天守閣の左側あたりから撮影するのが、一番立体感がでる角度かもしれません。
雪の鶴ヶ城の縦構図写真です。
このあたりに団体の撮影台があるので、この辺りから撮影するのが良いポジションだと思います。
鉄門(くろがねもん)
本丸の左端まで来たら、鉄門を潜って天守閣の逆側へ出ます。
本丸の入り口の門だけあって立派な作りです。
プロジェクションマッピング
八重の桜を記念して鶴ヶ城でプロジェクションマッピングが行われました。
そのときの写真です。
鶴ヶ城は季節ごとに撮影を楽しめる場所です。
桜の季節が特に素晴らしいですね。1,000本もの桜が咲き乱れ、ライトアップの規模も大きいです。
雪景色の中の城も感動的でした。