「本栖湖と富士山」撮影ガイド 〜湖畔にある千円札富士山撮影場所からの大パノラマ
今回は本栖湖西岸にある千円札裏側の富士山撮影場所(中ノ倉峠展望地)を訪ねてみました。ここは国道139号線(富士パノラマライン)から国道300号線に入り本栖湖湖畔を通ると、トンネルの手前で左折する場所があります。「洪庵荘」という宿泊施設があり、その付近から山に登ります。
30分程度の急登になりますが、コバルトブルーの本栖湖と富士山の絶景を味わうことができるお勧めスポットです。
駐車場と登山口
本栖湖西岸の国道300号線から県道709号線への入り口付近は、本栖湖と富士山を一緒に眺めるビュースポットになっています。
709号線に入り少し進むと右側に公衆トイレと駐車場があります。上り口はこの駐車場の右側からになりますが、ここは公衆トイレ用の駐車場なので、この駐車場の手前の駐車場か、この写真の左奥の「洪庵荘」前の駐車場に車は停めましょう。
駐車場の横から登山道は始まります。
階段が作られていて、始めから急登です。
登山口から少し登った場所から撮影しました。
手前がトイレ用の駐車場で、奥が観光用の駐車場です。
この写真の手前側にも駐車場があります。
歩き出すとすぐに高度が上がっていくのがわかります。
あっという間に道路が下に見えてきます。
林の中をジグザグに登っていく感じです。
ジグザグに道は作られていますが、それでも傾斜はだいぶあります。
こんな感じの道を30分程度登っていきます。
台風などの風の影響で、登山道には木が何本か倒れていました。
ある程度高度が上がると、道の傾斜が緩やかになってきます。
登山道の途中に展望の開けているところがあり、本栖湖と富士山が見えます。
下の道路から見た本栖湖はブルーには見えませんでしたが、ここから見ると綺麗なブルーに見えます。
分岐
登山道の途中に「千円札の富士山展望台」「パノラマ台」という分岐が現れます。今回は「千円札の富士山展望台」に向かうので、ここを左に向かいます。
左に向かうとすぐに展望台になります。
パノラマ台というのは精進湖と本栖湖の間にあるピークで、本栖湖側から登ると1時間半ほどかかります。この分岐まで30分程度なので、ここからさらに1時間程登ります。
中ノ倉峠展望地からの眺め
展望台からは大パノラマを味わうことが出来ます。
本栖湖の全体が見え、正面には富士山が見えます。先ほどまでいた下のビュースポットの車がとても小さく感じます。
展望台から望遠レンズで富士山を撮影しました。
富士山の裾野に広がる青木ヶ原樹海が綺麗です。晩秋なので緑と茶色が美しい模様を作り出しています。
富士山の左側にある小さな山は大宝山です。
展望台はしっかりと柵が作られており、安全を確保して写真撮影ができます。
展望台は平らではなく、山の斜面のようになっています。
この写真は斜面の上から撮っているので、手すりが下に見えるようになっています。
富士山をアップで撮影するときは、左側の松の一部を入れて撮影できます。