乗鞍三滝のひとつ、善五郎の滝
番所大滝、三本滝と共に乗鞍三滝のひとつになっている「善五郎」の滝を見に行ってきました。県道84号乗鞍岳線にある駐車場から650メートル、15分の散策です。
滝の場所
松本から上高地に向かう国道158号線を走り、奈川渡ダム(梓湖)の3つのトンネルを越えたところの「前川渡」交差点を左折し、県道84号線に乗り、乗鞍高原を目指します。
乗鞍の温泉・ペンション・旅館などがある賑やかな場所を越えてさらに進みます。
Mt.乗鞍スノーリゾートを越えて少し行ったところの左側に駐車場があります。
遊歩道
県道沿いの駐車場に車を止め、道路の逆側にある遊歩道の入り口へ向かいます。
善五郎の滝駐車場付近のカーブからは乗鞍岳が一望できる撮影ポイントになっています。
遊歩道の入り口には地図があり、周辺の様子がわかります。
笹と白樺の林の中を歩いていきます。
下は踏み固められているので、道はわかりやすいです。
「熊出没注意」の一斗缶がぶら下がっています。
どこに行っても「熊注意!」ですね。木の枝が一斗缶の中に入っているので、思いっきり叩きましょう。あまり強く叩くと手が痛いです。
まあ、熊よけ鈴を持っていっているので叩く必要は無いのですが・・・
記念に叩いておきました。
しばらく林の中を進むと、階段が出てきます。
ここを下りると川の近くを歩くようになります。
橋があり、下流を見ると緩やかな滝のようになっています。
ここもまあまあ絵になる場所です。
善五郎の滝
いよいよ善五郎の滝に近づいてきました。
小さな滝が見えます。
川の色が濃紺で綺麗でした。
この階段を上がるといよいよ善五郎の滝になります。
滝の前には橋があり、左側と右側の両側から撮影できるようになっています。
滝の上部の岩が斜めに切れているので、写真を撮っているとなんとなく平衡感覚がおかしくなってきます。
滝の右側の観瀑台です。
しっかりとした足場になっているので、撮影はしやすいです。
案内板が二つ並んでいました。
この滝は4万3000年前頃に、乗鞍の噴火によって流れ出た溶岩の中にできた滝です。
善五郎の滝は、落差21.5m、幅約8mです。
水量が豊富な滝でした。
別の遊歩道では、滝を上部から見下ろすような場所もあります。
背景に乗鞍岳が入り、大きな風景の写真が撮れます。
次回はそちらの遊歩道も回ってみたいと思います。