「竜神池」～八ヶ岳西麓の森に佇む池。茅野市周辺でオススメのサンセット&リフレクションスポット
長野県茅野市にある八ヶ岳の眺望が美しい池です。あまり知られていない夕焼けリフレクションスポットです。
「竜神池」の写真ギャラリー
竜神池の基本情報
竜神池は八ヶ岳の西麓、三井の森蓼科ゴルフ倶楽部の近くにあります。周囲は別荘地でとても静かな雰囲気。
訪れる人も少ない隠れた撮影スポットと言えるでしょう。
近くには茅野市尖石縄文考古館、国指定特別史跡 尖石石器時代遺跡があります。
一周700～800mほどの小さな池で、周囲には遊歩道が整備されています。
森に囲まれた池の奥には日本百名山・八ヶ岳が雄大に聳え、水面には空を漂う雲が映り込みます。西側が開けており、夕焼けが美しい時は真っ赤に染まった空が水鏡に映り込みます。
竜神池へ
竜神池入口手前にはレストラン竜神亭があります。帝国ホテルのスタッフによる料理とサービスで寛げるレストランです。
その先のカーブを左に曲がると池の入口になります。
階段を下ります。
階段の先に池が見えます。
少し階段を下るだけで静かな森と水の世界へ。
夕焼け狙いで竜神池を訪れましたが、まだ夕焼けまでは時間があったので池を散策。八ヶ岳が見えるそうなのでまずは八ヶ岳を探しに。
階段を下りた辺りから撮影しました。
雲が多かったですが、もう少し青空の面積が多いと、美しいリフレクション写真が撮れたと思います。
右手に移動。
八ヶ岳は池の右奥に行くと見えます。
水辺から一段高くなったところに遊歩道が設けられていました。
この周辺一帯は三井の森と呼ばれ、ゴルフ場や別荘地があります。池のすぐ横にはモダンな建築物が見えました。（宿泊施設か研修施設）
八ヶ岳連峰
池を囲む森の奥に八ヶ岳が見えました。
森の木々があるので、八ヶ岳の上部しか見えません。
ここは八ヶ岳を主役という撮影は難しいです。池を主体にして八ヶ岳を副題にという感じでしょうか。
「八ヶ岳のアップ」
八ヶ岳を大きく写してみました。
風があまり無かったので、周囲の森の緑が湖面に綺麗に写り込んでいました。
竜神池の夕焼け
この日は気象データから西の空に薄雲がかかり、夕焼けする確率が高いと感じていました。
茅野市周辺で夕焼けスポットは？と考えると御射鹿池はサンセットスポットではないし、車山周辺からの夕焼けは少し前に撮影したし、さてどこで撮影しよう思っていたろころ、メンバーから「地図を見ていたら竜神池が良さそうだから行ってみれば？」と連絡が入りました。
「夕焼けのリフレクションが狙えるから池の東側でスタンバイ！」とアドバイスあり。
八ヶ岳の撮影を終え、池の反対側まで移動してきました。この写真の奥側で八ヶ岳を撮影し、右側を歩いてこちらまで来ました。
こちら側は池に島があり、U字の形になっています。
西側の雲はこの時点で焼けるなぁ！と感じるような展開に。
太陽が沈み、西の空が少し色付いてきました。
空と雲が水面に写り込んでおり、これが赤く焼けるのをイメージして待機。
ここからしばらくしてからが勝負。
雲が少し薄くなり、空がグラデーションに。
淡いパステル調のブルーが美しい。
焼けてきました。
西の空の雲が強く焼け始め、空に浮かぶ雲がオレンジに。
池の右側にオレンジの雲が映り込んできました。
劇的な焼けに。
さらに待つと空全体の雲が赤く輝き始めました。
竜神池の奥は池の形が面白いので、シルエットになってもその味が良く出ます。
左奥へ流れていく川のようにも見えますね。
この場所でもう少し撮影を続けるか、移動するか？
これは左側に回り込んで西を撮影したらもっと凄い色なのではないか？
と思い、湖畔の左側の道を猛ダッシュ。
走っている間にどんどん赤が濃くなっていき。
「おぉー！」と絶叫してしまう展開に。
焼けがMAXのところでシャッターを切ることができました。
コンパクトな池なので対岸までの距離が丁度良いです。
竜神池の夜
月明かりがある夜だったので、夕焼け撮影後に八ヶ岳の見える位置に移動して待機。
暗くなるのを待っていると池の対岸に光が。夜になるとライトアップされるんですね。
夜遅くになるとライトアップは消えるのでしょうが、そこまで待つのも大変なので別の撮影スポットに移動しました。
淡いグラデーションの空は撮影できました。
竜神池 アクセスマップ（地図）
撮影スポット情報
| 項目 | Data |
|---|---|
| 名称 | 竜神池 |
| ふりがな | りゅうじんいけ |
| 住所 | 長野県茅野市豊平 |
| 駐車場 | 有 / 無料：尖石縄文考古館の駐車場を利用 |
| トイレ | 有 |
