「八ヶ岳ビューポイント」 ~八ヶ岳の大展望 朝焼けで真っ赤に染まる空と雲海

レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

八ヶ岳ビューポイントは入笠湿原と大阿原湿原の間にある八ヶ岳のビューポイントです。林道の横に駐車場と展望台が整備されています。条件が良いと八ヶ岳と雲海の絶景を楽しむことができます。

「八ヶ岳ビューポイント」の写真ギャラリー

八ヶ岳ビューポイントの基本情報

入笠山からサンライズの雲海と八ヶ岳の写真を撮りたいと思い、インターネットで展望場所を探したところ、この入笠山展望ポイントを知りました。

日中はマイカー規制があるので、夜中に林道を車で上り、サンライズを楽しんだ後は通行規制時間前に富士見町まで下ってくるというスケジュールになります。

八ヶ岳ビューポイントへのアクセス


入笠山ビューポイント(入笠湿原)に車で行くルートは2つあります。

1つ目のルートは、国道20号の富士見峠交差点から、富士見パノラマリゾートのゴンドラ(スキー場の斜面沿い)の林道を使うルート。(こちらは4月下旬から11月上旬までは午前8時~午後3時までマイカー規制となります)。

もうひとつのルートはJR中央本線茅野駅付近から国道152号を南下して、杖突峠から林道で入笠湿原へ向かうルートです。

首都圏からだと、1つ目のルートが近いのでオススメです。マイカー通行規制の時間に車で上りたい場合は、杖突峠を経由しなければなりません。

八ヶ岳ビューポイントは入笠湿原と大阿原湿原の間にあります。

林道の様子です。
基本的には車1台が通れる幅になっており、すれ違う場合は退避スペースを使います。

国道20号の富士見峠交差点から入笠山山頂方向に向けて林道を上っていきます。

まず、目指すのはマイカー規制のゲートとなる「沢入登山口」駐車場です。暗い時間に走ったので、駐車場までも距離は長く感じました。

帰りの明るい時間帯に看板を撮影。
「沢入登山口駐車場」は50台ほどが駐車できる広いスペースになっており、公衆トイレも併設されています。

駐車場の横に入笠湿原への登山口があります。
駐車場から先は夏季はマイカー規制、冬季は通行禁止となります。

駐車場の様子。
下は砂利になっています。

沢入登山口。
駐車場の横に看板があります。入笠湿原まで60分の行程です。
入笠山は車で上まで行ってしまうと、20~30分程度で山頂に立ててしまうので、登山目的の人はここから歩いていくほうが楽しめると思います。

駐車場のカーブ。

このカーブから御所平(入笠湿原)付近まで7kmあります。夜中に走るとかなり長く感じました。
この林道は富士見町の町道120号になっています。

八ヶ岳ビューポイントの駐車場・展望台

大阿原(おおあはら)湿原の入口を過ぎて、しばらく進むと右側に展望スペースが見えてきます。林道沿いなのですぐにわかります。

木の柵とベンチ・赤いテーブルが設置されています。奥の電柱には周辺の案内看板がありました。

車の横から撮影できるので初めてでも安心感がありました。
看板の下に書かれていましたが、入笠山周辺は車中泊禁止となっています。

真っ赤に焼ける空と八ヶ岳 。一面に広がる大雲海

夜中に八ヶ岳ビューポイントに到着すると、湿度が高く、少しするとあたり一面が雲の中になってしまい、眺望が無くなりました。

雲海の経験が少ないと、このような状態になると諦めてしまったりしますが、この状態は十分チャンスがあります。

雲海には高さがあって、実際には奥に雲海が広がっていて、展望台手前に別の雲が来ていて視界が無くなっているということも多いのです。

後は夜明け近くになって、このビューポイントが雲の中か、それとも雲の上に出るかの勝負です。

夜明け前には展望台付近の雲が消え、眼下に雲海が広がっていました。絶叫タイムスタート!

これからどれだけ焼けてくれるか?
空が色づくのを待ちます。

八ヶ岳の後ろが赤く染まってきました。

レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

八ヶ岳ビューポイントは前景が小さなカラマツ林になります。柵のすぐ先には高山植物が咲いていました。

せっかくなので、手前に夏の花を入れて八ヶ岳の雲海の写真を撮りました。

ここからは八ヶ岳が本当に綺麗に見えます。
数々の峰が横一列に並び、朝焼けの中に浮かび上がるシルエットが感動的でした。

レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

手前にカラマツのシルエットが入り、高度感も出ます

八ヶ岳ビューポイント 撮影後記

八ヶ岳の朝焼け写真が撮りたい!と思い、八ヶ岳周辺の撮影ポイントを探していました。
車山と入笠山が候補に上がり、今回は入笠山からの朝焼けを狙ってみました。

林道は整備されていたので走りやすかったです。標高約1,800mまで上るので結構長い時間走ります。富士山撮影で有名な「甘利山」「櫛形山」に行くのと同じような感じです。

八ヶ岳ビューポイントからの撮影は構図が限られてしまう(手前に木々が入る)ので、入笠山の山頂からの雲海撮影も面白そうだと思います。

富士山の撮影ポイントだとカメラマンが多いですが、八ヶ岳の撮影ポイント(平日)は他に誰もいませんでした。

マイカー規制や車中泊禁止などいろいろと制約がありますが、車の横から雲海と八ヶ岳のサンライズを撮影できる貴重なスポットです。

撮影の帰りに「入笠湿原」「大阿原湿原」を散策してきました。両方とも小さな湿原で気軽に散策することができます。この日は薄っすらと朝霧が出て、幻想的な湿原風景にも出会うことができました。

撮影お役立ち情報

「恋人の聖地 八ヶ岳展望台」
入笠山の展望ポイントを調べていると、八ヶ岳展望台という場所が出てきますが、こちらは富士見パノラマリゾートのゴンドラ駅近くにある展望台で、八ヶ岳ビューポイントとは別の場所です。

八ヶ岳展望台は施設の中にあるので、施設の営業時間外(早朝・夕方・夜)は入ることができません。林道や登山道も夜はゲートが閉まり、中に入れません。


八ヶ岳ビューポイント アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称八ヶ岳ビューポイント
ふりがなやつがたけびゅーぽいんと
住所長野県富士見町高遠町芝平
駐車場有 / 無料:2台
トイレ

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