車山肩の霧氷 | 日本百名山 蓼科山と霧氷のコラボレーションが美しい

Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 200mm(APS-C : 133mm)

ビーナスラインの車山肩では霧氷と蓼科山のコラボレーション写真を撮ることができます。木製の車山のオブジェ、ヒュッテ、霧氷で真っ白な木々、青空と山。高原の雪景色を満喫できる場所になっています。なだらかな登山道を数分歩くだけで絶景に出会うことができます。

車山肩へのアクセス・地図

車山肩へのアクセス(行き方)は以下のようになります。車山・霧ヶ峰の霧氷撮影マップを作りましたので、下記の地図を御覧ください。

[車でのアクセス方法]
首都圏からは中央自動車道「諏訪IC」から一般道へ。

国道152号で白樺湖を目指します。

白樺湖西岸より県道40号(ビーナスライン)に入ります。

2kmほど走ると右側に「車山高原SKYPARKスキー場」が見えてきます。

さらに2kmほど走ると左側に「ドライブイン霧ヶ峰富士見台」があります。

さらに800mほど走ると「車山肩」の駐車場が右に見えてきます。


車山肩の駐車場

ビーナスライン沿いに大きな駐車場があります。

夏のニッコウキスゲの群生が有名な場所で、ニッコウキスゲの時期には駐車場が満車になるほどの人気です。

冬季はそれほど人が来ないので、駐車場には10台程度しか車がありませんでした。(平日)

雪が積もっていて白線は見えないので、他の車の邪魔にならないところを見つけて駐車しましょう。

[ 霧氷 ]

「レストラン チャップリン」

[ 霧氷 ]

駐車場の正面にはチャップリンというレストランがあります。

冬季は閉鎖されています。ここは手作りカツを使ったカツカレー・牧場のソフトクリームが人気だそうです。

「建物を飾る霧氷」

[ 霧氷 ]

シャッターの閉まった小屋。

真っ白く霧氷の付いた木々と青空。

撮影時は風がなく、無音の静かな時間が流れていました。

「車山のシンボル」

[ 車山のオブジェ ]  木製の味のある車輪。車山のシンボルとして親しまれています。

車山のシンボルになっているオブジェ。

手作り感溢れ、味があります。

オブジェの奥に見える小高い丘が「車山」

車山は標高1,925mです。

夏だと車山肩から40分程度で山頂のレーダードームまで行くことができます。

この日は数組がスノートレッキングを楽しんでいました。

「雪原の小屋」

[ 霧氷 ]

車山(霧ヶ峰)はススキや笹が広がるなだらかな丘になっています。

雪景色と建物だけを切り撮ると哀愁のある写真になりました。

「青空と霧氷」

[ 霧氷 ]

木々の少ない場所ですが、遊歩道を歩いていると、小さな木に霧氷が付いていました。

空に雲が流れていたので、雲が左上に入るように、ローアングルで空を見上げるように撮影。

「車山山頂」

[ 霧氷 ]

山頂にあるレーダーの正式名称は「車山気象レーダー観測所」と言います。

富士山のレーダーの廃止により、ここに観測所が設けられたそうです。

「霧ヶ峰湿原植物群落 案内板」

[ 霧氷 ]

霧ヶ峰湿原植物群落の指定地は、この車山北西斜面一帯のほか、八島ヶ原及び踊場の3ヶ所に分かれ、それぞれに特色のある地形・植生を持っています。

車山山腹にはこの地の古来の林相が残っており、草原は高原性のものとしては類例の少ないものです。

蝶々深山との間に広がる湿原は水苔の他ヌマガヤ、ホロムイスゲ、モウセンゴケ、コバイケイソウ、その他の湿原植物の種類に富んでおり、大変貴重なものもあります。

(以上、案内板より)

「霧ヶ峰高原散策マップ」

[ 霧氷 ]

霧ヶ峰高原は主峰車山(1,925m)から鷲ヶ峰(1,798m)まで標高およそ1,500~1,900m、東西10kmに広がる植物が豊かで稜線の美しい高原です。

この高原は約150万年前噴火による幾層かの流動性の強い溶岩流によって形成され、その上に木曽御嶽山の火山灰が降り積もり、その地表に長年かかって大草原ができたのです。

溶岩台地には八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原が有り、この三つの湿原はいずれも高層湿原と呼ばれる特殊な湿原で、点在する樹叢などと共に国の天然記念物に指定されています。

(以上、案内板より)

駐車場から車山のオブジェ付近を撮影し、レストランチャップリンの裏側に来ました。

[ 霧氷 ]

チャップリンの裏側の小高い丘は、夏のニッコウキスゲの群生地です。写真の右側にたくさん棒がたっていますが、夏にはここに鹿避けの柵が設けられます。

「コロボックルヒュッテ」

[ 霧氷 ]

チャップリンの裏手にはコロボックルヒュッテがあります。

建物を風から守るように背の高い木々が立っています。

この木々の霧氷がとても綺麗でした。ヒュッテの手前は除雪されていて歩きやすく、下から見上げるように霧氷を撮影することができました。

横には霧ヶ峰バイオトイレがありますが、冬季は利用できません。

「コロボックルヒュッテと霧氷の木々」

[ 霧氷 ]

コロボックルヒュッテの全体写真です。

山小屋風の茶色い建物と真っ白い木々がいいですね。

「ランプと霧氷」

[ 霧氷 ]

ヒュッテ前にある一本のランプ。

霧氷とオブジェの組み合わせも楽しいですよ。

「青空に映える霧氷」

[ 青空と霧氷 ]  高原の真っ青な空。凍りついた枝の白が青空に映えます。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 50mm(APS-C : 33mm)

真っ白い霧氷には青空がよく似合います。

車山肩は木々に近づいて撮影できるのが良いです。

霧氷と青空と雲の組み合わせ

[ 霧氷 ]  真っ白に凍りついた木が印象的でした。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

木の種類によって霧氷の付き方も様々。

太い枝以外は真っ白になっている木、深緑と白が混ざっている木など、木の組み合わせによって写真の雰囲気が変わります。

青空ばかりの写真だとワンパターンになるので、雲の流れを待って、画面上部に雲が多く入るようにしました。

[ 霧氷と青空 ]  青空には雲が流れ、その下には霧氷の木々が。高原での贅沢なひととき。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

こちらは青空を多めにして、流れる雲を配置しました。

風はそれほど無いのですが、雲の動きは結構早かったです。構図を決めておいて、良い雲が来るのを待ちました。

「登山道」

[ 霧氷 ]

チャップリンの裏側に登山道の標識があります。この写真の背中側がチャップリン、右側がヒュッテになります。

この写真の正面方向(丘に足跡が見えます)に歩いていくと、右側に日本百名山「蓼科山」が見えます。
写真の丘の上に登るだけなので、歩いて数分です。

登山道を歩いていくとヒュッテの裏側が見えます。

[ 霧氷 ]

こちらにも美しい霧氷林が。

黒い幹と枝に付いた白い霧氷のコントラストが美しい。

白と黒の対比が美しかったので、少し黒を強めにレタッチしてみました。

「凍りつく枝」

[ 霧氷 ]

霧氷の付いた枝先を望遠レンズで切り撮り。

「光」

[ 霧氷 ]

木々に斜光が入り、立体感が出ました。

ヒュッテ裏の登山道からは斜光での撮影を楽しむことができます。

「青空が消え」

[ 霧氷 ]

撮影していると雲が多くなり、青空が薄い色に。

青空に霧氷も良いですが、淡い空に霧氷もなかなか良い雰囲気になります。

「モノクロの世界」

[ 霧氷 ]

登山道から見える木々を切り撮り。

一部分を大きく切り撮るとモノクロに近い雰囲気になりました。

霧氷の白が浮かび上がって格好良い。

蓼科山と霧氷

[ 霧氷 ]

ここからは車山山頂のレーダードームと日本百名山「蓼科山」のコラボレーション写真が撮れます。

登山道からなので構図は限られますが、何パターンか撮影してみました。

「蓼科山を中央に」

[ 霧氷 ]

蓼科山と手前の霧氷を中央に配置した日の丸構図。

「縦構図」

[ 霧氷 ]

霧氷の木々と蓼科山だけをシンプルに配置。

「蓼科山を左に配置」

[ 霧氷と日本百名山「蓼科山」 ]  雄大な蓼科山と霧氷のコラボレーション。蓼科山から雲が湧き上がっていました。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 200mm(APS-C : 133mm)

蓼科山の迫力を出すため、蓼科山を左上に大きく配置。

車山の斜面が右上から左下になっているので、蓼科山とのバランスは良い感じになります。

手前の霧氷は中央に大きく配置して、霧氷と迫力ある蓼科山を表現。

八島ヶ原湿原

蓼科山と反対側には八島ヶ原湿原が見えました。

[ 霧氷 ]

夏に歩いたことがあるのですが、かなり巨大な湿原です。

数多くの高山植物を楽しめるので、トレッキングで大人気。夏には観光バスも多く、たくさんの人で賑わいます。

雪が少ないときの撮影になりましたが、雪が多い時は一面の銀世界になるのでしょう。今度撮影する時は一面の銀世界の写真を撮りたいものです。

撮影スポット詳細

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