昇仙峡「仙娥滝」撮影ガイド ~日本の滝百選にも選定されている山梨県の名瀑
仙娥滝は奇岩の名勝として知られている「昇仙峡」にあります。滝の落差は30mほどで、花崗岩の岩盤が削られてできた独特の景観を持った滝になっています。周囲の岩にある木々は、まるで日本庭園のようで、紅葉の時期には数多くの観光客が訪れます。
市営駐車場
県道7号の左側に下記のような案内板が出ています。
ここの道を左に入ります。
広い駐車場です。下は砂利でした。
入口にはトイレがあります。
「昇仙峡総合案内版」
名勝が沢山あるので、この案内板で位置を確認してから散策しましょう。
仙娥滝入口
お土産店や駐車場の並ぶ通りを歩いていくと、仙娥滝の入口があります。
しばらくは両側に店舗があります。
昇仙峡は水晶発祥の地としても知られています。
店舗の並ぶ道路を抜けるといよいよ仙娥滝へ。
階段が始まります。
周囲の木々は美しく紅葉していました。
ずっと下りになりますが、距離は短いです。
観光滝なので、上り、下りに道が別れています。(手すり)
左側に川が見えてきました。
階段を下りて左側を見ると、横から見た仙娥滝の姿が。
階段の右側は険しい崖になっていました。
仙娥滝
正面から見た仙娥滝は太い竜が岩盤を上っていくような力強さを感じます。
大きな一枚岩が侵食によって削られた様子がよくわかります。
岩から生える草木は日本庭園を思わせるような美しさです。
少し広角気味に撮影して空を入れてみました。
空を入れると空間の広さが伝わります。
上記のような滝だけで迫力を出すか、広い空間を見せるかで写真の雰囲気がだいぶ変わります。
滝つぼや手前の岩などを配置。
こちらは滝の空間がよく伝わる構図。
遊歩道からの撮影になるのであまり自由な構図は撮れません。
日光が当たる時は虹を写すことができます。
形の良い滝なので縦構図も良いです。
少し横から撮影。
横から撮影すると少し雰囲気が変わります。
覚円峰
仙娥滝の撮影が終えたらそのまま下に進んでいきます。
大きな岩があり、その下をくぐって通るようになります。
橋があるので対岸に渡ります。
下から覚円峰の巨岩を見上げることができます。
近くで見ると迫力が凄いです。
仙娥滝から数分歩くだけなので、こちらも巡ると良いと思います。