残雪の山々と桜のコラボレーション | 岩手山 富士山 北アルプス 中央アルプスなど

残雪の山々を背景に、美しい花を咲かせる桜。今回は東北から信州までの絶景スポットを紹介します。東北の日本百名山、富士山、中央アルプス、北アルプスと桜の美しいコラボレーションをお楽しみ下さい。

残雪の山と桜は憧れの絶景

写真を初めた頃は桜と残雪の山の写真を見て、こんな写真を自分でも撮ってみたいなぁと、その雄大な風景に憧れていました。

実際に撮影ポイントに行ってみると、何とも言えない感動に包まれます。自分だけでなく、撮影に来ている写真愛好家たちのテンションが高い!

今回は東北、関東、信州の残雪の山と桜の撮影スポットを集めてみました。

岩手県の桜

小岩井農場の一本桜

日本百名山「岩手山」を背景に、広大な緑の絨毯が広がる小岩井農場。その牧草地の中に一本桜があります。

[ 一本桜と残雪の岩手山 ]  エドヒガンの一本桜と残雪の岩手山の共演は反則級の風景です。

残雪の岩手山、一本桜とスケールの大きな風景が広がっています。開花時期はゴールデンウィーク頃となっています。

この桜は樹齢100年以上のエドヒガンです。

桜の開花の様子は小岩井農場のホームページで公開されています。
小岩井農場 まきば園だより


「夕日に輝く一本桜」

[ 一本桜夕景 ]  夕刻の斜光を浴びて綺麗に輝いていました。

青空と残雪の岩手山の写真も良いですが、夕刻の斜光を浴びた一本桜も美しいです。

小岩井農場県道沿いの桜並木

[ 県道沿いの桜並木 ]  背景の岩手山が雄大に見える場所です。

小岩井農場では一本桜の他に、桜並木と残雪の岩手山の写真を撮ることができます。

牧草地の柵に沿って、桜並木が続いています。

上坊牧野の一本桜

上坊牧野の一本桜はカスミザクラで、小岩井農場の一本桜とは違った味わいがあります。

八幡平市営の広大な牧草地の中にあります。東北自動車道岩手山SAのすぐ西側に位置しています。

カスミザクラは葉が新緑のようになり、それから花を咲かせるという特徴があります。見た目が霞んで見えるようなところからこの名が付けられたと言われています。

小岩井農場とは岩手山を挟んで反対側になりますので、岩手山の形がかなり違って見えます。

[ 孤高のカスミザクラ ]  空気は霞んでいますが早朝の光を浴びて綺麗でした。

山梨県の桜

わにづかの桜

[ わに塚の桜と八ヶ岳 ]  夜明け前から雪を抱いた八ヶ岳が見えていました。

樹形の美しい孤高の一本桜と残雪の八ヶ岳で有名な「わにづかの桜」は山梨県韮崎市、韮崎段丘の塚の上にある樹齢約300年の江戸彼岸桜です。

この塚は「日本武尊」の王子である「武田王」の墓と言い伝えられており、「王仁(わに)塚」と呼ばれるようになったとされています。

桜の樹高は約17m、枝張り23mととても大きな桜で、韮崎市の天然記念物に指定されています。

桜と八ヶ岳の構図を撮影できるポイントは、田んぼの中にスペースが設けられており、桜が咲いている間は早朝からたくさんのカメラマンが押し寄せます。
塚のすぐ下は人が歩ける道路になっていますが、塚の上の方だけを撮影すると人が写らないようにできるので自然に近い形での撮影が可能になっています。

周辺には数カ所の駐車場、トイレなどが用意されているので撮影環境はとても良いです。夜にはライトアップが行われ、妖艶な一本桜を楽しむことができます。

八ヶ岳と反対の方向には富士山が見え、富士山と桜のコラボレーション写真も撮ることができる撮影スポットになっています。

わに塚の桜の詳細へ

新名庄川沿いの桜並木と富士山

[ 開宴 ]  桜と富士山の撮影スポットで有名な忍野村の「お宮橋」から撮影しました。
雲に隠れていた富士山が現れると歓喜の声が上がります。

山梨県忍野村の超人気桜撮影スポットは新名庄川にかかる「お宮橋」になっています。新名庄川(しんなしょうがわ)は忍野八海の近くを流れており、その両岸が桜並木になっています。
お宮橋からは桜並木の奥に残雪の富士山を望むことができます。忍野は標高が高いため富士五湖周辺でも桜の開花が遅くなっています。

写真奥にみえるのは木造の「大門橋」。川の両岸は若々しい緑に包まれ、ところどころにスイセンの花が咲いています。日本の原風景と呼べるようなフォトジェニックな場所です。

お宮橋は県道717線の忍草浅間神社のすぐ横になっています。

新名庄川沿いの桜並木と富士山の詳細へ

二十曲峠の桜

[ 峠の遅き春 ]  二十曲峠の印象的な桜の木です。山桜と富士山が綺麗です。

二十曲峠は山梨県忍野村にある富士山眺望スポットです。その名の通りカーブが多い鹿留林道にある峠で標高は約1,150mあります。
迫力ある富士山、条件が良いと雲海と富士山の絶景が広がる人気の場所です。道路が狭く、すれ違いが大変なので山道の運転になれていない場合は注意が必要です。

峠には10台程度の駐車スペースとバイオトイレが整備されています。

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新倉山浅間公園

[ 忠霊塔を囲む桜と富士 ]  忠霊塔と桜、富士吉田の街並みと残雪の富士山。日本らしい風景の要素が凝縮された場所。

新倉山浅間公園(あさくらやませんげんこうえん)は山梨県吉田市にある人気の桜撮影スポットです。の浅倉山中腹にある五重塔と富士山、そして桜の絶景が広がります。

桜の時期は約400段の階段を上り、忠霊塔の裏までいかなければなりません。階段上りは苦しいですが、この景色を見たら疲れも吹き飛びます。

早朝から午前10時ぐらいまでは順光で撮影できますが、昼近くから午後になると富士山を綺麗に写すのが難しくなってきます。


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河口湖・長崎公園の桜

[ メルヘン ]  ピンクの河津桜とピンクのボート。かわいらしい河口湖の春。

河口湖の長崎公園は河口湖の桜撮影ポイントの中でも人気の高い場所になっています。
河口湖へ飛び出している岬になっているので、富士山がとてもよく見えます。

河口湖北岸の円形ホールから西方向に進むとトンネルがあります。このトンネルの入口付近から左に入る道があり、そこを進んでいくと長崎公園になります。公園と行っても、細い道路と桜並木、すこし浜に降りることができる場所があるだけで、一般的にイメージする公園とは異なります。

古いソメイヨシノ、若くてピンク色が美しい桜など、富士山と共演できる桜がいくつかあり、桜と富士山撮影ポイントとしてはよく知られた場所です。

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静岡県の桜

龍巌淵の桜

[ 龍巌淵の桜と富士山 ]  富士山が綺麗に見える日でした。桜と富士山の名所です。

静岡県富士市の潤井川にある「龍巌淵」は富士山と桜並木のカーブが美しい撮影スポットです。
静岡側なので、太陽は写真の左側から昇ってきます。早朝には斜めに差し込む光によって桜の花びらが透けて立体感のある桜並木を見ることができます。

早朝から午前10時ぐらいまでが富士山が綺麗に写る時間帯です。富士山の雪の反射が強いのでNDフィルターを使っての撮影が望ましいです。

ここは桜、菜の花、川、富士山と被写体が揃っており、富士山と桜の撮影スポットの中でもかなり条件の良い場所だと思います。

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群馬県の桜

上発知のシダレザクラ

上発知のシダレザクラは群馬県の沼田市にあります。
山と山の谷間、緩やかな傾斜の斜面には田畑が広がっています。その中の丘の上に一本のシダレザクラが堂々とした姿で立っています。

[ 上発知のしだれ桜と残雪の武尊連峰 ]  山里の田園地帯の高台に立つ孤高の一本桜。百名山のひとつ武尊連峰が見えます。

この桜は桜の根元にお地蔵さんがいて、赤い前掛けをつけています。その写真が注目され、知名度がUPしました。
樹形も美しく、さらに背後には残雪の武尊連峰が見えるという絶好のロケーションになっています。

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後閑城址公園の桜

戦国時代、西上州の要城だった「後閑城」は現在公園となっています。
この公園は高台にあるので、桜の木々を眼下に見下ろすことができます。

[ 桜舞う公園 ]  城址の桜は満開を過ぎ、風が吹くと花びらが空に舞っていました。里山風景が広がり、その先には残雪の浅間山が見えます。

遠方には残雪の「浅間山」、日本三大奇景のひとつ「妙義山」を望むことができます。

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長野県の桜

大草城址公園の桜

[ 春の絶景 ]  桜の森と残雪の中央アルプス。言葉にならない美しさ。

長野県中川村は桜が多く、村として桜の観光に力を入れています。その中心的な場所になっているのが「大草城址公園」です。

高台にある公園は桜の山という言葉がふさわしいほど、たくさんの桜が咲き競っています。公園内に高低差があるので、桜を俯瞰することができ、背景に残雪の中央アルプスを配置することができます。

桜はソメイヨシノを中心に、複数種類あり、違った色の桜を楽しむこともできます。

大草城址公園を拠点に、望岳荘の桜、谷村家の桜などを巡ると良いでしょう。

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栗林の一本桜

[ 残雪と古木 ]  時の流れを感じる桜です。

長野県駒ヶ根市にある中央アルプスとの共演が美しい一本桜です。樹高は約13mほどで推定樹齢は約450年。木の真下には小さな祠があります。

のどかな里山の畑の中に立つ孤高の一本桜は存在感抜群で、中央アルプスを背景にとても映えます。

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谷村家の桜

[ 谷村家の桜 ]  中川村にある日本の原風景。

谷村家の桜は「日本で最も美しい村」連合に加盟している長野県中川村にあります。茅葺きの屋根と桜の山村風景、背後には残雪の中央アルプスと雄大な風景を味わうことができます。

ここは個人の邸宅ですが、撮影スポットとして人気が高く、桜の頃には多くのカメラマンが訪れます。

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立屋の桜 番所の桜 桜山

[ 番所の桜山 ]

小川村の「立屋・番所の桜」はよく知られていますが、その周りが整備され「桜山」と呼ばれています。
まだ若い桜ですが、濃いピンク色が美しく、残雪の鹿島槍ヶ岳・五竜岳の絶景が広がっています。

高台から桜を俯瞰できるようになっており、桜と北アルプスを一望できます。

立屋・番所の2つの古桜と若々しい桜を一ヶ所で味わうことができる撮影スポットです。

立屋の桜 番所の桜 桜山の詳細へ

光城山の桜

[ 桜フレーム ]  快晴で空気が澄んだ安曇野。桜越しに常念岳を望む。

長野県安曇野市にある光城山は標高911mの美しい里山です。

麓から頂上までの登山道には大正時代から植えられた吉野桜がなんと2,000本。

4月後半からゴールデンウィークに咲く桜は、山を駆け上がる龍のよう。

麓には駐車場(約100台分)が用意されており、そこに駐車し、山頂を目指します。

桜の木々の間からは残雪の北アルプス・常念岳などの峰々が広がり、信州ならではの広大な風景を味わうことができます。

山頂には城跡の石碑や小さな神社があります。トイレは登山口と山頂に設置されています。

光城山の登山道は夜になるとライトアップされ「夜桜ナイトハイキング」を楽しむことができます。夜に登山を楽しみながら桜を見ることができるスポットはまれで、貴重な体験ができます。ライトアップ終了時間になると突然照明が消えて真っ暗になるので、懐中電灯・ヘッドライトは持っていくようにしましょう。

光城山の桜の詳細へ

野平の桜

[ 信州春風景 ]  桜色に染まる白馬三山。右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。

「北アルプス・白馬三山のモルゲンロートと一本桜」として近年知名度が高まっている「野平の桜」は長野県白馬村の田園地帯にあります。

ここは白馬村の東側に位置している高台で、白馬村を見下ろす感じでの撮影が可能になっています。
桜自体は小さいのですが、形が美しく、望遠レンズを使って撮影すると白馬の山に抱かれたような桜の写真になります。

桜から少し離れたところに駐車場が整備されているので、そこに車を置いて桜の近くまで歩きます。桜の周辺は駐車禁止になっています。

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大出の吊橋

[ 信州原風景 ]  残雪の白馬三山撮影スポット。北アルプスの雪解け水を集める姫川。

雄大な白馬三山から流れてくるような姫川。その両岸では桜が春を告げています。
白馬で最も人気の高い撮影スポットとも言える「大出(おおいで)の吊橋」はパンフレットなどでも紹介され、カメラマン・観光客がたくさん訪れます。

公園の奥、姫川がカーブする場所の広場にいくと、そこから山の斜面へ向かう道があります。(注意してみないとわかりにくいです)
この上に喫茶店があり、その周辺から姫川を俯瞰することができます。

大出の吊橋の詳細へ

二反田の桜

長野県の小川村の二反田地区は春になると山一帯に桜が咲き乱れます。

若い桜が多く、生き生きとした春の風景を満喫することができます。雪の多い年には真っ白な北アルプスが背後にそびえ、信州の春を味わうことができます。

[ 二反田の桜 俯瞰 ]

二反田の桜の詳細へ

小川村成就

[ 信州 小川村成就 ]  雄大な北アルプスの眺め。左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。

こちらも長野県小川村の桜。ここからは残雪の北アルプスのパノラマと桜の風景を楽しむことができます。

雄大なアルプスに包まれた里山の春を味わいながら撮影してみてはいかがでしょうか?

小川村成就の詳細へ

眺望の郷

[ 八重桜と後立山連峰 ]  残雪の北アルプスと見事に咲き誇る八重桜。雪深い小谷村の春。

小谷村の国道から約6kmほどの細い山道を登っていくと「眺望の郷」があります。小谷の山里と北アルプスの大パノラマが楽しめる公園です。

春にはオオヤマザクラが遅い春を告げ、濃いピンク色の花を咲かせます。

眺望の郷の詳細へ

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