清里「大滝」 〜柱状節理に囲まれた天然のドーム
清里にある大滝は大門川三滝のひとつに数えられる二段の滝です。柱状節理の岩盤に囲まれた空間の中央には、豪快な音を立てて流れ落ちる高さ16mほどの滝が。駐車場から遊歩道で谷へ下ると、重厚感のある神秘的な空間が現れます。
大滝へのアクセス
清里駅近くにある大門川三滝のひとつ「千ヶ滝」の撮影を終え、下流の「大滝」へ行って見ました。こちらは清里駅から離れた場所にあります。
大滝へのアクセスは下記ページの地図をご覧ください。
「清里大滝」
駐車場
大滝の遊歩道入口には8台ほど駐車できるスペースが設けられています。下はアスファルトです。
駐車場から道路を見ると反対側のガードレールのところに、バス停と大滝遊歩道の入口があります。
遊歩道入口には大滝のサイズや滝見観音の由来などが記載された案内板が設置されていました。
名勝 大滝」
一の滝:高さ14m
二の滝:高さ16m
滝壷の水深 3.5m
以上、案内板より
ガードレールの切れ目に大滝遊歩道の入口があります。
遊歩道
ガードレールの切れ目から、階段になっています。滝まではずっと下りになりますが、手すりなどが整備されているので、さほど危険な場所はありません。
ずっと下りが続きます。
左側は柵、右側は鎖になっています。
滝が見えてきました。
案内板に大滝は2段になっていると記載されていました。これは上段の滝です。
下りきったところに滝見観音の案内板があります。ここは橋になっているので橋を渡って対岸に向かいます。
人ひとりが通れる幅の小さな橋です。手すりの高さが低いので転落しないように気をつけましょう。
「滝つぼから下流方向を望む」
先ほど渡ってきた橋が見えます。渓谷にかかる橋は雰囲気が良く、絵になる空間になっていました。
「大滝と滝つぼの様子」
左側は大きな石がゴロゴロしており、その上を歩いて滝つぼ付近まで行くことができます。
「柱状節理」
周囲の岩の模様が美しい。
大滝
豪快な音を立てながら水が流れ落ちています。
上流の千ヶ滝も水量が多く豪快な滝でした。その下流にある大滝も当然、水量豊富な滝となっています。
「神秘的な空間」
大きく削られた窪地は天然のドーム。柱状節理が美しく、深い緑色の滝つぼは神秘的。
滝つぼ付近に行ってもそれほど水しぶきはかかりませんでした。風の無いときはかなり滝の近くまで寄って撮影することができます。
滝は北方向にあるので日中は順光になります。深い谷になっているので、午前中の早い時間と午後の遅い時間は日が入りにくい場所です。