東北の絶景「日本百名山」登山撮影ガイド 〜岩木山 八甲田山 鳥海山 安達太良山

Camera : NIKON D7100

東北の百名山の撮影に行った時の記事をまとめました。月明かりの岩木山と弘前の夜景、八甲田山の鏡の池、星が舞う鳥海山と鳥海湖・朝焼けで真っ赤に染まる鳥海湖、一面に広がる紅葉が美しい安達太良山の登山記録になっています。

東北の百名山は登山初心者でも挑戦できる山が多いので、東北の撮影に出向いた時には、百名山に登っての撮影も考えてみると良いと思います。

岩木山

[ 夏の終わりの岩木山 ]  緑と岩のバランスが良い山です。

岩木山は青森県弘前市と鯵ヶ沢町にある火山で標高は1,625mになります。岩木山は「津軽富士」の呼び名で親しまれており、古くからこの地域の信仰の山となっています。津軽岩木スカイライン(有料道路)が1965年に開通し、8合目まで車で行くことができるようになっており、そこからさらに9合目までリフトが運行されています。
リフト終点から30分ほどで山頂に立つことができる、初心者に優しい山になっています。撮影は9合目のリフトから少し歩いたあたりが山頂部分の形がよくオススメです。独立峰なので山頂からは360度のパノラマが広がり、津軽平野、日本海を望むことができます。
日本百名山「岩木山」登山撮影ガイド 〜青森県最高峰の津軽富士、独峰ならではの360度の大パノラマを満喫

八甲田山

[ 八甲田大岳からの眺望 ]  夏の終わり、少しずつ赤くなる木々の葉と緑のコントラストが美しい。

八甲田山は青森市南部にある火山の総称で、北八甲田と南八甲田の2つに区分されます。それぞれの峰は台形や円錐形となっていて、登山すると小高い丘がいくつもあるような感じになっています。蔦温泉と酸ヶ湯温泉の間、国道103号沿いにある睡蓮沼は八甲田のシンメトリー撮影スポットとして人気があります。酸ヶ湯温泉からの登山コース、八甲田ロープウェイを使った登山コースがよく利用される登山ルートになっています。
日本百名山「八甲田山」登山撮影ガイド 〜酸ヶ湯温泉から仙人岱経由で大岳へ

鳥海山

[ 鳥海山 鳥海湖 ]
Camera : NIKON D7100

鳥海山は秋田県・山形県境に位置する山で標高は2,236mです。この山は「出羽富士」という呼び名で親しまれており山岳信仰の対象となっています。
鳥海山は鳥海スカイラインを使って車で5合目まで行くことができます。そこから鳥海湖の眺望スポットの7合目までのなだらかな登山道を歩けば、鳥海湖と鳥海山の絶景を撮影することができます。山頂までの登山は大変ですが、写真撮影目的の場合は7合目までで良いので、初心者でも挑戦しやすい山になっています。

夜には星空が広がり、鳥海山には登山者のヘッドランプの光跡が。静寂な中に青く光る鳥海湖は神秘的。夏山の緑の陰影が美しい写真になりました。

[ 鳥海山 沸き立つ雲 ]
Camera : NIKON D7100

太陽が昇ると気温が上がり、雲が湧いてきました。幻想的な夜明けです。

日本百名山「鳥海山」登山撮影ガイド 〜真っ赤に染まる鳥海湖 星煌めく鳥海山

安達太良山

[ 安達太良山の紅葉と一切経山・吾妻小富士 ]  紅葉に覆われた斜面の奥は磐梯吾妻スカイラインの方向になります。安達太良山の北側に吾妻小富士が見えます。

安達太良山は福島県の中通り地方に位置する標高1,700mの山で、日本百名山、新日本百名山、花の百名山、うつくしま百名山に選定されています。なだらかな斜面を埋め尽くす圧倒的な紅葉は多くの人々を魅了し続けます。

[ 絶壁と紅葉 ]  切り立った崖の迫力が凄いです。

広大な紅葉の斜面の周りには鬼面山・箕輪山・鉄山・籠山・矢筈森・安達太良山・船明神山・薬師岳などの峰があり、それぞれ特徴のある風景を演出しています。

[ 紅葉の谷 ]  紅葉の斜面の真ん中に深い谷が見えます。

紅葉の絨毯を引き裂くような割れ目。谷がS字カーブを描いて平地まで続いていくようです。
安達太良山の頂上から15分ほど稜線を歩くと爆裂火口の「沼の平」があります。こちらは樹木が全く無い月のクレーターのような世界が広がっています。
日本百名山 福島「安達太良山」紅葉撮影ガイド 〜ロープウェイ10分の空中散歩で燃え上がる紅葉の世界へ

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