「さきたま古墳公園の桜」撮影ガイド 〜日本最大の円墳で咲き誇る桜と菜の花

さきたま古墳公園は埼玉県行田市にある埼玉県営の都市公園で、国の史跡になっています。前方後円墳8基、円墳1基の大規模な古墳群で、円墳の丸墓山は直径100mの日本最大の円墳です。丸墓山の頂上、斜面には桜の木が植えられており、春には観桜客で賑わいます。桜・菜の花・古墳・青空・雲と条件が揃えば古墳という場所ならではのスケールの大きな風景写真を撮ることができます。

[ さきたま古墳の桜 ]

さきたま古墳公園へのアクセスは関越自動車道「東松山IC」、東北自動車道「加須IC」「羽生IC」が最寄りのICになります。大宮方面からだと国道17号を熊谷方面に北上し、途中から17号バイパスに入ります。カーナビや地図にも大きく表示される場所なので、迷うことはないでしょう。
さきたま古墳の入口には大駐車場(約300台)がありますが、桜の時期の土日は混雑します。
桜の撮影ポイント、駐車場、トイレ情報は下記の地図に記載してあります。
駐車場から古墳公園に向かうと桜並木が現れます。この奥にみえる古墳が日本最大の円墳の丸墓山古墳です。桜の撮影は丸墓山が中心となります。


[ 古墳の春 ]  古墳は春になるとたくさんの桜が咲き乱れます。桜・菜の花・青空に流れる雲と、春の要素が凝縮された空間になっています。

駐車場から桜のトンネルを抜けると、丸墓山古墳が見えます。古墳の上には何本か桜が植えてあり、古墳の菜の花との競演が楽しめます。右奥にはメタセコイアの林が見えます。

[ さきたま古墳の桜 ]

丸墓山の上から駐車場方向を眺めた写真です。
のぞき構図で古墳を撮影する代表的な場所は、写真の赤丸、青丸のついた2ヶ所です。赤丸の手前の桜並木の中央付近からも狙えますが、観光客が多いので、三脚を立てての撮影は難しいです。赤丸の場所は細い通路になっていますので、通行者の邪魔にならないように撮影しましょう。
青丸の場所ものぞき構図が狙えます。雑誌・コンテストで良く見る構図はこの2ヶ所から撮影したものがほとんどです。レンズは標準と広角を準備していきましょう。手前の枝をフレームにしようとすると、標準レンズでは画角が厳しいと感じる時がありました。
この2ヶ所の撮影ポイントは丸墓山が北向きとなり、日中に順光となります。絵になる雲がでるまでゆっくりと雲待ちをして撮影すると良い写真が撮れます。

[ 爽快 ]  菜の花の上で桜が咲き誇っています。菜の花と桜の写真が撮れるスポット。

菜の花と桜。古墳の斜面には菜の花が植えてあり、アップで撮ると菜の花の上に浮かぶ桜の構図になります。

[ 春の彩 ]  古墳の上の桜の古木に陽が当たり輝いています。菜の花と桜のコラボレーションが美しい場所。

古墳ならではの斜めのラインを生かした構図で撮影。

[ 爽快古墳春景色 ]  風情のある枝の下から、桜と菜の花に包まれた古墳を見上げて。空に流れ行く雲と桜がとても綺麗でした。

春の古墳は華やかです。
カメラマンに人気の撮影スポットになりました。

[ 桜の丘で ]  駐車場から古墳へ歩いていくと、丘の上が桜で溢れていました。

駐車場から桜並木に入る手前の道を左に向かうと、古墳を埋め尽くすような桜を撮影することができます。こちら側に行く人はほとんどいないので、気付きにくいポイントです。

[ 古墳の桜と夕暮れ ]  古墳手前の桜並木の上に飛行機雲が現れました。

夕暮れ時の古墳と桜並木です。古墳周辺の空には飛行機が良く飛んでおり、多い時は5本ぐらいの飛行機雲が同時に見えました。飛行機雲にも注意して撮影するとより良い写真が撮れると思います。

[ さきたま古墳の桜 ]

丸墓山古墳の頂上。頂上は広いスペースになっています。階段は急でキツイですが、頂上からの桜の眺めも良いので、登ってみることをオススメします。

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頂上から駐車場方向の桜並木を撮影。桜と新緑が美しい。

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駐車場と反対側は菜の花と桜並木を上から撮影できます。

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遊歩道脇に植えられた小さな桜の木も絵になります。

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古墳の駐車場から道路を挟んだ逆側には「埼玉県立さきたま史跡の博物館」があります。その後ろにも「奥の山古墳」「中の山古墳」があり、この周辺には背の高い桜の木が数多く植えられています。丸墓山周辺の撮影が終わり時間に余裕があるときは、こちらまで足を伸ばしてみると良いと思います。

埼玉古墳群(さきたま古墳公園)の詳細へ

撮影スポット詳細

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