「妙義神社のしだれ桜」撮影ガイド 〜日本三大奇景のひとつ妙義山を彩る桜たち

妙義神社は妙義山の東麓に位置し、古くから山岳信仰の拠点として知られています。境内には二十数本の桜が植えられており、春には多くの観光客が観桜に訪れます。大迫力の岩山「妙義山」と桜、壮厳な社と桜など、ここならではのダイナミックな風景が広がる撮影スポットです。午前中が順光になるので、撮影は早朝から昼の間がおすすめです。

妙義山について

[ 妙義神社 ]

妙義山は群馬県安中市・下仁田町・富岡市の境に位置し、その独特な山容は日本三大奇景のひとつに数えられています。妙義山は白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳などの総称で、最高峰は相馬岳(1,103m)になっています。
妙義山周辺には、妙義神社、物産センター、妙義ふりあいプラザ「もみじの湯」、妙義パノラマパーク、市立妙義ふるさと美術館、さくらの里などがあり、群馬県有数の観光地になっています。

道の駅 妙義

[ 妙義神社 ]

妙義神社の入口を少し過ぎたところに「道の駅 みょうぎ」があります。広い駐車場と物産センターがあり、妙義山観光の拠点として親しまれています。

[ 妙義神社 ]

道の駅の駐車場にはトイレが整備されており、夜間でも利用できます。この周辺で何日か撮影を行う場合は、道の駅での車中泊が良いと思います。上信越自動車道の「松井田妙義IC」まで車で5分ほど、そこから国道18号にあるコンビニエンスストアまでも5分程度で、アクセス、撮影環境がとても良いです。

妙義神社参道

[ 妙義神社 ]

「道の駅 みょうぎ」から右手に進むと、妙義神社の参道が見えてきます。左側は桜並木になっており、春の雰囲気を満喫することができます。妙義神社境内には20数本の桜の木があります。

妙義神社のしだれ桜

[ 妙義神社 ]

参道を進んでいくと右側に樹齢200年と言われている「妙義神社のしだれ桜」があります。周囲に塀や電線があり、人工物を入れないで全体を撮影するのは難しい感じです。

[ 妙義神社 ]

背が高く、樹形が美しい枝垂桜です。

[ 妙義神社のしだれ桜 ]

桜の横に道があり、そちらからも枝垂桜を撮影できます。花が小さく、繊細なしだれ桜なのでアップ写真も良いと思います。

境内の桜

[ 妙義神社 ]

「妙義神社のしだれ桜」からさらに上に進むと門が現れます。その手前を右に進んでいくと、小さな桜の木や春の花がたくさん植えてあるスペースに出ます。古い石碑を彩るピンク色の強い桜の花が綺麗でした。桜の撮影はこのスペースがおすすめです。

[ 妙義神社 ]

この周辺には桜やつつじが植えられており、賑やかな春を演出しています。メインの参道から外れたところにあるので人も少なく撮影に集中できました。

[ 妙義山 春爛漫 ]  迫力ある日本三大奇景のひとつ妙義山と賑やかな春の花たち。山の中腹に「大文字」が見えます。

荒々しく迫力ある妙義山と春爛漫な境内。左の建物の手前に電線があるので、手前のつつじに近づいてローアングルで撮影しました。

総門

[ 妙義神社 ]

妙義神社の総門は1773年(安永2年)に創られた関東で最大規模の門で高さが12mにもなります。切妻造のこの門は国指定重要文化財になっています。

[ しっとりと咲くしだれ桜 ]  妙義神社の境内にあるしだれ桜。総門の近くから撮影。

もう一つのしだれ桜の古木。参道の途中にあった「妙義神社のしだれ桜」とこの古桜が妙義神社を代表するしだれ桜になっています。こちらは山の中に咲いている枝垂桜と奥に見える社が和の雰囲気を醸し出しています。

[ 赤門としだれ桜 ]  妙義神社の総門と境内で花を咲かせるしだれ桜。インパクトのある赤と淡いピンクと白の桜花。

赤の総門と桜のコラボレーション。総門の周辺には上記のしだれ桜の他に何本かの桜が植えられています。

青銅鳥居

[ 青銅鳥居と石段 ]

青銅鳥居と石段。本社へはこの階段を登っていきます。
妙義神社はNHK大河ドラマ「義経」「天地人」の撮影地になっています。

妙義神社周辺には「めがね橋(旧碓井峠)」「菅原のしだれ桜」「行田(おくなだ)のヒガンサクラ」「細野の彼岸桜」「後閑城址公園の桜」などの撮影スポットがあります。

撮影スポット詳細

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