秋田 鳥海山麓「元滝伏流水」撮影ガイド 〜苔むした岩から湧きだす伏流水 神秘的な光芒

鳥海山に染み込んだ水が80年かけて、苔むした岩場から流れ落ちます。1日5万トン以上もの水が湧き出すこの場所は、木々に囲まれた神秘的な空間になっており、光芒が美しい撮影スポットとして大人気です。高さ5メートル、横幅30メートルの滝から流れ出る伏流水とコケの世界が一面に広がります。
とてもアクセスの良い場所で、駐車場から平坦な遊歩道を10分歩くだけで滝の前に到着します。

元滝伏流水の散策コース案内

元滝伏流水は秋田県にかほ市の県道131号(鳥海スカイライン)沿いにあります。少し手前には観光滝として有名な奈曽(なそ)の白滝があります。奈曽の白滝の交差点(ガソリンスタンド有り)をすぎてしばらくしたところで右斜め前の道に入ります。途中病院があり、そのまま道なりに進んで行くと元滝伏流水の駐車場に到着します。

駐車場にはトイレと元滝散策道周回コースという案内板があります。川沿いを歩いて行くコースと林道を歩き、管理用駐車場を通る2つのルートがあります。歩いて10分程度で滝前に到着します。

今回は川沿いではなく、林道を歩いて元滝に向かいます。
写真は途中の管理用駐車場付近。

伏流水の近くになると階段が出てきます。
ここを下れば目の前が伏流水です。

元滝伏流水

[ ミスティ ]  滝の前は真夏でもヒンヤリ。美しい伏流水はカメラマンに大人気。

伏流水の一番メインとなる滝です。
この右側からもたくさんの水が湧き出しています。
午前9時半頃の写真です。右側から光が差し込んできています。
光が当たると白飛びしてしまうので、早朝から撮影に望んだほうが良さそうです。

[ 鳥海山の恵み ]  岩盤から大量の伏流水が流れ落ちる

人気の撮影スポットだけあって、645などのフイルム中版カメラで撮影をしている写真愛好家(カメラマン)が多いです。構図を考えたり、シャッタースピードを変えてみたり、撮影の楽しみは尽きることがありません。

苔むした岩肌を静かに水が流れ落ちていきます。
滝との距離が近いので、マイナスイオンを浴びながら気持ちの良い撮影になりました。
真夏の灼熱の中、ここだけは涼しく快適な空間です。

伏流水ならではの流れの柔らかさがあります。
岩がだんだんになっていて、面白い流れを作っています。

陰になっている場所に、スポットライトのように光が入り込む瞬間があります。
その瞬間を狙い、カメラマンたちは動き回っています。

[ 神秘 ]  森に柔らかい光が差し込んできました。

奥のほうは苔むした大きな岩がゴロゴロしています。こちらでも伏流水が流れ落ちてきています。
長靴は持って行きませんでしたが、岩の上を歩くとある程度は自由に動けます。裸足になり川に入ってみましたが、冷たくて長い間は足をつけていられません。
自由な構図で写真を撮りたい場合は長靴程度は持っていったほうがいいですね。胴長などがあれば最高です。

元滝伏流水 撮影後記

元滝伏流水は写真愛好家にとって知名度の高い滝で、秋田に撮影に行く時は絶対に寄りたい撮影スポットでした。ここは夏でも肌寒いほど冷んやりとしており、朝は滝の前に霧が漂ったりします。薄い霧が漂っているときに光が入ると幻想的な空間になり、神秘的な森の姿を捉えることができます。
メインの滝の右奥の方は大きな石がゴロゴロとしており、その中をゆったりと水が流れていきます。滝とは違う、伏流水ならではの美しい写真を撮ることができます。
これだけ大きな規模の伏流水は珍しいので貴重な体験になりました。

この周辺は「鳥海山」「奈曽の白滝」「中島台 あがりこ大王(ブナの巨木)」「にかほ高原 風力発電所」などの撮影スポットがあり、県境を越えて山形県に向かえば、「十六羅漢岩」「一の滝」「ニの滝」「玉簾の滝」なども巡ることができます。

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