茨城県「母子島遊水地」撮影ガイド ~ダイヤモンド筑波山と桜の名所

母子島遊水地は昭和61年の小貝川水害の後に整備された遊水地で、春には池を囲む桜並木が見事な花を咲かせます。ダイヤモンド筑波山の撮影スポットとして知られ、2月中旬、10月下旬には多くの写真愛好家がダイヤモンドを狙いに訪れます。

母子島遊水地のアクセス

母子島遊水地への行き方はポピーと筑波山の写真で有名な「小貝川ふれあい公園」を起点に考えるとわかりやすいです。小貝川ふれあい公園は国道125号と国道294号の交差点付近にあります。すぐ側には「イオン下妻店」があります。

母子島遊水地は小貝川ふれあい公園の北に位置しており車で15分ほどです。
小貝川ふれあい公園と平行に走る国道294号(通称 常総バイパス)を北に走ります。途中、右側には「道の駅しもつま」があります。道の駅の入口の交差点から2つ目の信号のところを右折して県道54号に入ります。交差点の右側には塗装店の工場があります。

県道54号を少し進むと左側に遊水地の案内板が出ているので、そこを左折します。
そのまま道なりに走ると突き当りになるので、そこを右折します。遊水地までは曲がるところにそれぞれ案内板が出ているので、迷うことはないでしょう。
小さな橋を渡り、突き当りを右折、すぐに左に下る道に入ります。カーブを曲がると右側に母子島遊水地の駐車場があります。


母子島遊水地の駐車場

[ 母子島遊水地 ]

遊水地の入口に大きな駐車場があります。アスファルト舗装されており20台以上の駐車が可能になっています。ダイヤモンド筑波の時以外は駐車スペースに困ることはなさそうです。
ここはバス釣り場にもなっており、魚釣り客の車が5台ほどありました。

[ 母子島遊水地 ]

駐車場には千変万化の筑波山「まち」「さと」周遊ルートの案内板がありました。

[ 母子島遊水地 ]

トイレは池の近くにはありません。1.1kmほどはなれた旭ヶ丘団地の公園にトイレがあります。
公園内にはトイレがないので、来るときに道の駅「しもつま」のトイレを利用してきたほうが良いです。

撮影現場の様子

[ 母子島遊水地 ]

右奥が駐車場です。駐車場からすぐに湖畔に下りることができます。
水辺の近くで撮影することができるようになっています。
池の真上を高圧線が横切っています。

[ 母子島遊水地 ]

「池の全景」
池を取り囲むように桜の木が並んでいます。中央の奥に日本百名山「筑波山」がそびえています。
池を囲むように遊歩道があり、池を一周することができます。魚釣りをしている人が数名いました。
上にはこの写真のように高圧線が何本も通っているので、撮影時には画角に入らないように注意が必要です。

[ 母子島遊水地 ]

「夕暮れ時の遊水地」
小貝川ふれあい公園のポピー撮影の後に立ち寄りました。この日は西側の空は少し焼けましたが、筑波山の方向(東方向)は少し雲がピンク色になった程度でした。
夕暮れ時は少し風があり、池が波立っていました。

[ 月光に照らされた筑波山 ]  ダイヤモンド筑波で知られる母子島遊水地。朝焼けや月明かりの撮影スポットとしても良い場所です。

「月光に照らされた筑波山と遊水地」
夕暮れ時はあまり良い絵にならなかったので、駐車場で暗くなるまで待ちました。この日は半月ぐらいの月齢だったので、月明かりで撮影できました。
筑波山は山頂付近にライトがあるので暗くてもわかりやすいです。
夜は池の上の高圧線が見にくいので、画角に入らないようにカメラをセッティングしました。

母子島遊水地 撮影後記

小貝川ふれあい公園で筑波山とポピーの写真を撮りに行くときに、周辺の撮影スポットを探しました。すると、公園の北10km程度のところに位置する、この遊水地を見つけることができました。
池の上には高圧線が通っていますが、それほど気にはなりません(星景で空を多く入れようとすると邪魔にはなりますが)。
池の周囲は桜並木になっており、春はとても美しい景色になることでしょう。
今回はポピーの写真がメインだったので、夜明け時にここでの撮影はできませんでした。ここはサンライズポイントなので、次回は夜明け時を狙って撮影に行きたいと思います。

撮影スポット詳細

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