清里「千ヶ滝」 〜大門川三滝で最も豪快、マイナスイオンを浴びての滝撮影

Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 66mm(APS-C : 44mm)

清里の大門川にある「千ヶ滝」は、上流の宮司の滝、下流の大滝と合わせて「大門川三滝」と呼ばれています。三滝の中で一番規模が大きいこの滝は豪快。爆音とともに岩から溢れるように水が流れ落ちてきます。

千ヶ滝

千ヶ滝は清里駅から近く、歩いてでも滝撮影が可能になっています。
滝つぼまで入ることができ、長靴を履いていけば、かなり自由に構図を考えることができます。

滝撮影の環境がとても良い滝です。

木々に囲まれた空間は居心地がよく、新緑の季節、紅葉の季節は特に美しい光景を見せてくれます。

千ヶ滝は幅20m、落差20mほどでバランスが良い滝です。滝の近くまで行くことができるので、巨大な滝に向かい合う感覚で撮影を楽しむことができます。

駐車場

[ 千ヶ滝 ]

宿泊施設「ヴィラ千ヶ滝」さんの駐車場(有料)を利用します。奥から車で入って来て、駐車スペースに車を停めます。

[ 千ヶ滝 ]

建物の前を通り千ヶ滝の入口に向かいます。

[ 千ヶ滝 ]

黒い建物の横から遊歩道に入ります。建物の横を通過するとチャイムがなります。

[ 千ヶ滝 ]

ここで駐車料金を払います。500円を投入し、奥へ進みます。

[ 千ヶ滝 ]

遊歩道の上に屋根がかけられていました。

[ 千ヶ滝 ]

右側は宿泊施設のバーベキュースペースになっているようです。

[ 千ヶ滝 ]

倒れかかった木がありました。

[ 千ヶ滝 ]

しばらく平坦な道を歩いて行くと、階段が出てきます。

[ 千ヶ滝 ]

左にカーブしています。

[ 千ヶ滝 ]

灯篭があり、右へ向かう道と奥へ向かう道が分岐しています。奥へ向かうと滝つぼ近くへ、右へ向かうと河原に降りて、下流から滝つぼへ向かう形になっています。

[ 千ヶ滝 ]

右側の階段を下りてみます。

[ 千ヶ滝 ]

下まで降りると左奥に少し滝が見えます。

[ 千ヶ滝 ]

大きな岩が点在しているところを進んで行くと滝が見えてきました。

[ 千ヶ滝 ]

豪快な流れと音が迎えてくれました。千ヶ滝は岩の形が複雑で、流れが入り乱れて、立体的で格好良い滝です。
滝はよく撮影に行きますが、この滝は印象に強く残る滝の一つになりました。

[ 千ヶ滝 ]

撮影当日は、快晴で、直射日光が強い日でした。この滝は豪快な感じなので、「高速シャッター」狙いでしたが、流れが複雑で面白そうなのでND100をつけて撮影してみました。

[ 輝く白布 ]  光を浴びる滝をスローシャッターで撮影。ND100フィルターを使用。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 66mm(APS-C : 44mm)

撮影していると青空に大きな雲が流れてきて、太陽光が少なくなる場面がありました。雲で直射日光が少なくなったタイミングを狙ってシャッターを切りました。

実際は、豪快な水しぶきと爆音ですが、スローシャッターで撮影した写真を見ると、なんとも上品で優雅な・・・
これがカメラの面白いところです。

[ 光り輝く滝 ]  太陽を遮る雲の隙間から滝に光が差し込みました。スポットライトを浴びたように輝く滝が美しい。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 56mm(APS-C : 37mm)

もちろん高速シャッターでも撮影。
これは狙い通り、水の細かい表情が出て迫力ある滝写真に。
こっちが実際の見た目の印象と近いですね。
直射日光が当たった時、雲で光が弱くなった時など光量を変えながら何枚も撮影。
滝の撮影は枚数が多くなるので後から選定が大変です。
水の弾け具合によっても滝の表情が変わって来るので、本当に一瞬一瞬の戦いです。

[ 千ヶ滝 ]

滝に近い方の階段。
帰りはこちらから登ります。

[ 千ヶ滝 ]

前出の分岐のところに出るので、あとは来た道を戻るだけです。

千ヶ滝 撮影後記

大迫力の水しぶきを味わうことができる千ヶ滝。清里駅からも近く、立地がとても良い滝でした。滝なので坂を下ることになりますが、階段が整備されており、体力的にも楽です。
滝壺付近まで行くことができるので、気合を入れれば面白い構図にも挑戦できそうです。
この付近には人気が高い「吐竜の滝」があり、こちらの滝では優雅で繊細な流れを楽しむことができます。

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