「北竜町のひまわり畑」撮影ガイド 〜圧巻の130万本
23ヘクタールの畑に植えられた130万本ものヒマワリ。ひまわり畑としては日本一の規模を誇ります。
しかし特筆すべきはほぼ一斉に花を咲かせてくれること。確かに規模だけなら北竜町に追従する市町村もありますが、大抵は花の咲く時期を畑ごと細かくずらしているため雄大さに欠けます。
北竜町の出し惜しみしない気概が日本一の座を揺るぎないものとしているのでしょう。今回はひまわりにスポットを当てて北竜町を紹介していきます。
なお、ひまわりの例年の見頃は8月2日前後です。8月初旬には花火大会も開催されます。ひまわり畑のライトアップと花火の写真も撮ってみたいものです。
道の駅「サンフラワー北竜」から国道275号を南へ1km下るとひまわりの里入口と書かれた案内板が出てきますのでそこを右折します。
札幌方面から来た場合も標識に従って左折します。
案内番に従って進むと駐車場に着きます。一番奥の右手がひまわり畑に最も近い駐車場で約50台駐車可能です。
左手に隣接する駐車場には約110台駐車可能です。全ての駐車場を合わせると約500台駐車可能です。しかも無料です。
観光センター内には売店や食堂があり、すぐ隣には綺麗なトイレもあります。
ひまわり畑の散策は徒歩でも問題ない距離ですが貸自転車もあります。
入口の看板には各畑の開花状況が記されています。
また少しではありますが日本以外のひまわりも栽培されています。
アースウォーカー。赤いひまわり。
セーラームーン。上品な白いひまわり。
ココナッツアイス。白と黒のコントラストが特徴。
サンタスティックアンティーク。殆ど背丈の無い可愛いひまわり。
ひまわり畑に入ってすぐの場所。ここでまず記念撮影をする観光客は多いです。
下段の畑を右手に進んで行きます。どんな花も咲き始めが綺麗ですね。
撮影は午前中がお奨めですが夕刻も絵にしやすい素材でしょう。
ほどなく記念撮影用の場所に着きました。早朝は殆んど人がいませんが9時を過ぎるとすごい混雑します。
隣には展望台があり、ひまわり畑を一望できます。
展望台の上からヒマワリ迷路を撮ってみました。ヒマワリ迷路だけは入場料が必要です。
有料ですが遊覧車で回ることもできます。
今度は上の段の畑にやって来ました。上段の畑は背景に人が入らないので混む時間帯でも撮影しやすいでしょう。
ひまわりは開花すると向日性を失い東向きに固定されます。正確にはその土地でその個体にとって最も日照時間の長かった方角に固定されます。
同じ畑でもみんなと違う方向を向いてるヒマワリが何本かあるのはこのためです。
上段の畑にも記念撮影スポットがあります。
振り返ると下段の畑と展望台が見えます。
遊歩道は幅広で非常に快適です。
北竜には特に龍の伝説はありません。雨竜町から分離した時に北に位置しているから北竜町と命名されました。
夕刻のひまわり畑も綺麗です。夕焼けはしませんでしたが強烈な斜光がひまわりの黄色をより鮮やかにしてくれました。
これらは展望台から見た夕刻のひまわり迷路です。
左方向に目を向けるとまだ咲いていない部分が緑のアクセントになっていました。
望遠で切り取っても綺麗です。
展望台から降りて日が沈んだ直後に撮影しました。
北竜町のひまわりは8月20日には種を採ることなく刈り込みます。
その後すぐに燕麦を植えて土壌を整えます。連作障害に対する努力には脱帽です。
トワイライトの時間帯に撮影。もう少し早く雲が出てくれていれば焼けていたでしょう。