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「十和田湖」撮影ガイド 〜展望台から俯瞰する空と雲を映し込む神秘的な水鏡

十和田湖は東北を代表する景勝地です。20万年前の火山活動でできたカルデラ湖は天然の巨大な水鏡。外輪山、空、雲、朝陽、夕陽、星、月と全ての自然を映し込む姿は多くの人を魅了し続けています。新緑・紅葉の季節は特に美しく、隣接する奥入瀬渓流と共に多くの観光客が訪れます。十和田湖を周回する道路沿いには数多くの展望台が設けられており、十和田湖の俯瞰を楽しむことができます。

十和田湖の展望台巡り

十和田湖には周回道路があり、外輪山の高い場所から湖が俯瞰できるよう、展望台が数多く設置されています。今回は南側から反時計周りに「発荷峠展望台」「紫明亭展望台」「甲岳台展望台」「瞰湖台」「御鼻部山展望台」「滝ノ沢展望台」の順に巡ります。
十和田湖は東北を代表する観光地で観光施設は多いですが、コンビニ・スーパーなどが無く、食料・水などを調達するのが大変なので、撮影期間が長くなる場合は十和田湖に入る前に多めに準備しておいた方が良いです。15kmほど離れた小坂(東北自動車道のICがある町)まで買い出しに行かなくてはならなくなります。

発荷峠展望台

[ 十和田湖 発荷峠展望台 ]

発荷峠は十和田湖の南側に位置する峠で、秋田方面からの入り口となっています。2階建ての綺麗な展望台が整備され、観光バスも多く訪れます。眼下には十和田湖のパノラマが広がり、中山半島、十和田湖の外輪山、遠くには八甲田連峰が見えます。
東北自動車道「十和田IC」から国道103号、「小坂IC」から県道2号(樹海ライン)の2つのルートでアクセスできます。この2つのルートは発荷峠展望台の手前で合流します。

[ 十和田湖 発荷峠展望台 ]

発荷峠からは遊覧船が行き交う姿が良く見えます。建物の2階が広い展望スペースになっており、写真撮影には最適な場所です。1階はガラス張りの部屋になっており、雨天でも十和田湖の眺望を楽しむことができます。発荷峠の駐車場が混雑しているときは200mほど手前に大きな駐車場があります。

紫明亭展望台

[ 十和田湖 ]

紫明亭展望台は十和田湖の南側に位置し、発荷峠展望台から西へ500mの場所にあります。中山半島・御倉半島の眺望が素晴らしい場所です。発荷峠展望台に比べると訪れる人が少なく、ゆっくりと撮影を楽しむことができました。(紅葉シーズンなどは混雑すると思います)

[ 紫明亭展望台より発荷峠展望台を望む ]

紫明亭展望台からは発荷峠展望台が良く見えます。

甲岳台展望台

[ 十和田湖 甲岳台展望台 ]

甲岳台展望台は舗装されていない林道を使ってアクセスする撮影ポイントで、カメラマン以外はあまり訪れない場所でしょう。発荷峠付近より林道を2kmほど進むと、左側に東屋があります。駐車スペースは2~3台分しかありません。
遊覧船発着場の休屋・半島が良く見え、十和田湖と遊覧船の撮影をするには最適の撮影場所となっています。十和田湖の大パノラマと雲を映す水鏡を満喫することができます。

[ 十和田湖 甲岳台展望台 ]

遊覧船が半島ぎりぎりに走っていきます。

[ 十和田湖 甲岳台展望台 ]

ブルーの湖面を揺らす遊覧船の創り出した波紋が美しい。

休屋

[ 十和田湖 休屋 遊覧船 ]

休屋は十和田湖・中山半島の付け根に位置し、十和田湖観光の拠点のひとつとなっており、十和田湖畔で最も賑わいのある場所です。

瞰湖台

[ 十和田湖 瞰湖台 ]

瞰湖台は御倉半島の付け根にあり、御倉半島と中山半島に挟まれた中湖(湾)の眺めが美しい場所です。夕暮れ時には十和田湖が真っ赤な水鏡になり、感動的な夕焼けを満喫することができます。

[ 十和田湖 瞰湖台 ]

遊覧船発着場のある休屋から国道103号のトンネルを通り、十和田湖中学校付近を左折し、旧道に入って坂道を登っていくと、展望台とトイレがあります。駐車スペースは数台しかありません。板張りの床の広い展望台なので人数は多く入ることができます。

子ノ口(ねのくち)

[ 十和田湖 子ノ口 ]

子ノ口は十和田湖の東岸に位置し、遊覧船の発着場となっています。遊覧船は南岸の休屋と子ノ口を結んで運行しています。子ノ口は奥入瀬渓流の始点となっており、ここから14kmほどに滝や清流、岩、瀬が続いています。

御鼻部山展望台

[ 御鼻部山展望台 ]  爽快な青空色を映し出す湖面。

御鼻部山展望台は十和田湖の北側に位置し、標高は1,011mと、十和田湖展望台の中で最も高い場所に位置しています。岩木山、岩手山、八幡平スカイラインまでの眺望が広がり、発荷峠展望台、瞰湖台とともに「十和田湖三大展望所」のひとつに数えられています。

滝ノ沢展望台

[ 十和田湖 ]

滝ノ沢展望台は十和田湖の北部、国道102号線と国道454線の分岐点に位置し、周囲はブナ林が広がっています。展望台の前の木々が高くなっており、十和田湖の眺望は良いとは言えません。

大川岱園地(おおかわたいえんち)

[ 十和田湖 大川岱園地 ]

大川岱園地は十和田湖の西岸に位置する公園で、湖畔にはコンクリート製の桟橋が設けられています。中山半島、御倉半島の眺望が良く、朝焼けの撮影に適した場所です。十和田プリンスホテルが隣接しています。

十和田湖周辺の撮影スポット

十和田湖周辺には撮影スポットが多数点在していますので、十和田湖撮影の前後にも、風景写真撮影を楽しむことができます。周辺の撮影ポイントを掲載しておきますので、ご活用下さい。

奥入瀬渓流

[ 奥入瀬渓流 ]

奥入瀬渓流は十和田湖の子ノ口から始まる14kmほどの清流です。遊歩道が整備されており奇岩・奇勝・滝の渓谷美を楽しむことができます。

蔦沼

[ 深静 ]  夏の深い緑に包まれた蔦沼。湖畔の木々が美しい。

蔦沼は蔦七沼と呼ばれる7つの沼のうち最大の沼です。奥入瀬渓流を過ぎ、八甲田方面へ北上していくと蔦沼があります。紅葉時期の夜明けには沼や周辺の山々が真っ赤に染まり、その絶景を見ようと多くのカメラマンが訪れます。7つの沼を巡る遊歩道が設けられており、趣の異なった風景を楽しむことができます。

七滝

[ 美しき七滝 ]  七段ある滝の最下段です。

七滝は日本の滝百選に選ばれており、落差60mの規模を誇ります。大館十和田湖線(通称:樹海ライン)の「道の駅こさか七滝」の向かい側にあります。十和田湖撮影からの帰り道、東北自動車道「小坂IC」までの途中に位置しているので、立ち寄ってみると良いでしょう。

小坂鉱山事務所

[ 宮殿 ]  色使いがお洒落な建物

小坂鉱山はかつて鉱産額が日本一でした。明治38年(1905)年に建築された小坂鉱山事務所は1997年まで利用されていました。この周辺には「旧小坂鉱山病院記念棟」「旧電錬場妻壁」「旧聖園マリア園」「旧小坂鉄道小坂駅」「康楽館」など、鉱山で活気があった頃の建造物が多数残されています。

康楽館

[ 康楽館 ]  小坂鉱山事務所の近くにあります。

秋田県鹿角郡小坂町にある芝居小屋で明治43年に小坂鉱山の厚生施設として建造された建物です。上記の小坂鉱山事務所の近くにあり、現在も芝居などが行われています。

撮影スポット詳細
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