那須塩原「竜化の滝」撮影ガイド 〜三段の滝は天に昇る竜のよう 断崖の迫力と水しぶき
那須塩原にある落差130メートル・3段の竜化の滝に行ってきました。
遊歩道から20分程度遊歩道を歩くと滝に到着します。途中には「風挙の滝」があり、2つの滝を楽しむことができます。新緑・紅葉の季節が特にオススメです。
竜化の滝は渓谷の奥の岩盤を勢いよく流れ落ちています。岩盤が脆いので観瀑台はコンクリートで固められており、トンネルの中から滝を覗くような形になっています。
見上げるように見る滝はまさに天に昇る竜のよう。
威圧感を受けるほどの迫力のある滝で、黒光りする岩と白い流れが印象的です。
竜化の滝遊歩道
国道400号線沿いに竜化の滝の駐車場とトイレがあります。
そこに車を止めて、竜化の滝入り口という看板のところから遊歩道に入ります。
しばらくは国道に沿って遊歩道を歩きます。
この写真のように国道横の高い位置を歩きます。
紅葉の時期などは国道は交通量が多く危険なので、この遊歩道を歩きましょう。
遊歩道を歩いていると国道の反対側に川の流れが見えます。
紅葉が始まってきています。
国道沿いの遊歩道が終わると、山の方に遊歩道が伸びています。
木道・橋が整備されていて歩きやすいです。
吊り橋が出てきます。
渓流の流れを下に見ることができます。
山の谷間の沢を登っていくようなルートになっています。
垂直に切り立った岩。
遊歩道の右手には大きな壁が見えます。
渓谷の水の流れは少ないですが、地形は険しいです。
この辺りの遊歩道は傾斜があまりないので楽チンです。
渓流の側に遊歩が作られています。
水辺まで降りて写真を撮ることができます。
特に新緑・紅葉の季節は渓流写真を楽しめますね。
この辺りから少し登りになってきます。
緩やかな登りです。階段も出てきます。
階段は新しいものでした。
快適に散策できます。
風挙の滝
遊歩道の途中に「風挙の滝」があります。
岩が長い間に削られてこのような形になったのでしょう。岩が格好良い滝ですね。
滝壺付近は浅く、長靴を持っていけば滝の形の良い位置を選んで撮影することができます。
この滝の右側の斜面を登り、滝の上の右側を歩いて「竜化の滝」に向かいます。
右上に遊歩道の柵が右上に写っています。
人工物を入れたくない場合は、この柵の下から滝壺までを写せば良いでしょう。
風挙の滝の上になると山道のような雰囲気になってきます。
傾斜は緩やかです。
木々の中の散策が心地よい場所です。
途中で川に橋が架けられています。
この橋には手すりはありませんが、高さがあまりないので怖さはありません。
竜化の滝に近づいてきました。
川もゴツゴツした石が多くなり、倒木も見受けられます。
遊歩道の最後の方はコンクリートで固められています。
滝の前のトンネルが見えてきました。
竜化の滝の前の観瀑台です。
コンクリートでシェルターのようになっています。
岩盤がもろく崩れやすいので、ここから先には出れません。
しかしここからでも大迫力の滝の姿を楽しむことができます。
竜化の滝とご対面です。
3方向を岩に囲まれており、暗い空間です。
その中に真っ白い流れが段々に方向を変えながら流れてきます。
リズム感があり、この滝を「竜化の滝」と名付けたのがよくわかります。
岩とそこに生えるコケ、植物が美しいです。
シェルターの中から覗いているというのも新鮮な感覚です。
縦構図で撮影しました。
下段の流れに迫力があります。
紅葉には少し早かったですが、紅葉の落ち葉が岩にたくさん着くと、もっと味のある写真になりそうですね。
竜化の滝は2つの滝と渓流(渓谷)を楽しむことができ、遊歩道も整備されているのでオススメの滝撮影スポットです。
三脚・カメラを持っていっても20分程度なので体力的にもそんなにキツくないでしょう。
那須塩原は滝が多いので滝巡りには良い場所です。カメラマンに人気の「スッカン沢」も近いです。